新しいスマホへデータ移行する時に、「データ移行ツール」を使うと、
- メールデータ
- アドレス帳
- お気に入り
などのデータは、バックアップ対象となりますが、普段使っているアプリのデータをバックアップする場合には、手動で行う場合も多いと思います。
ここでは、コミュニケーションツールの筆頭である
「LINEトークのバックアップ」
について、見ていきましょう。
目次
対象トークのトーク設定を開く
まずは、LINEを起動して、バックアップしたいトークルームを開きます。
右上のマークをタップして、「トーク設定」をタップします。
上の図は、トーク相手が「LINE Pay」であるトークルームを開いています。
画面のデザインやトーク設定の表示される位置は、利用環境によって異なります。
データのバックアップ
「トーク設定」の中の「トーク履歴をバックアップ」をタップすると、
- テキストでバックアップするか
- すべてをバックアップするか
を選択することになります。
テキストデータのみをバックアップする場合は、バックアップデータの容量は軽くなりますが、画像やスタンプデータなどが表示されなくなります。
一方、すべてのデータをバックアップすると、バックアップデータの容量は重くなりますが、すべてのデータが復元されます。
バックアップが完了すると、以下のようなメッセージが表示されます。
”このメッセージ内の場所に、バックアップファイルを保存したよー”
という意味になります。
”そのバックアップファイルをついでに、メールで送りますか?”
と聞いてきますが、データ容量が重いとメール送信時にエラーが出たりするので、必要がなければ特にメール送信する必要はないと思います。
上の図のように、「確認」をタップした後に、スマホの「戻る」をタップすれば、メールを送らずにデータだけバックアップされます。
バックアップされたデータの確認
バックアップしたデータは、「ファイルエクスプローラー」系のアプリで確認してみましょう。
※ここでは、「ファイルマネージャー」を使用しています。
「メインストレージ」内の「LINE_Backup」フォルダに、バックアップしたトーク履歴が保存されています。
今度は、これを新しいスマホで利用できるようにするわけですが、
一番簡単な方法は、クラウドストレージへのアップロードになると思います。
例えば、
- Googleアカウントを持っていれば「Googleドライブ」
- Microsoftなら「OneDrive」
- Yahooなら「Yahooボックス」
- DropBox
- FireStorage
- Mega
などなど、色々なクラウドストレージが一定の容量までなら無料で使うことができます。
このようなストレージに、バックアップしたファイルをアップロードすれば、
今度は新しいスマホでインターネットが使える段階になったら、簡単にバックアップファイルをダウンロードすることができるのです。
バックアップしたデータをクラウドストレージへ移す
まずは、古いスマホからLINEトークのバックアップをクラウドストレージに保存してみます。
「ファイルマネージャー」で、該当のバックアップファイルをロングタップ(長押し)します。
画面の下に、メニューが表示されます。
一番右の「その他」をタップして、一覧から「共有」をタップします。
(※使用するアプリによって、メニューの位置や文字などが違う場合があります)
どこへ保存するかを選択する画面になりますので、自分が持っているクラウドストレージへと保存します。
バックアップしたデータを新しいスマホへダウンロードする
最初に、新しいスマホにLINEをインストールします。
LINEをインストールして、自分のアカウントでログインすると、これまで登録した友だちリストが復活します。
同時に、メインストレージ内に「LINE_Backup」フォルダが作成されますので、このフォルダに先ほどクラウドストレージへアップロードしたバックアップファイルをダウンロードします。
トーク履歴を復元させたいトークルームを表示して、トーク設定を表示します。
一覧の「トーク履歴をインポート」をタップします。
表示されたメッセージで「はい」をタップします。
これで、トーク履歴が復活します。
もし、「LINE_Backup」フォルダ内に復元するデータがない場合には、以下のようなメッセージが表示されます。