仕事に使う資料などで、ある年代の現場写真が必要になった、と言う場合があるかもしれません。
そんな時、今の地図から現場を特定して、今と昔の写真を簡単に比較できるといいですよね。
Androidアプリの「昔の航空写真」を使うと、そんな要望も叶えてくれるかもしれません。
「昔の航空写真」をインストールすると、左側半分に「昔の写真」が、右側半分に「現在の写真」が航空写真として表示されます。
昔の写真は、国土地理院の地図が利用されているようで、現在のグーグルマップと連動して動くようになっています。
日本全国ではないですが、場所(特に大都市圏)によっては、昔の地図で「年代」を選べるようになっています。
戦後の1945年から最近だと1990年まで、6段階でその当時の写真を切り替えることができるのです。
上の写真は、1976年当時の大宮駅周辺と現在の大宮駅周辺の地図となります。
現在の地図は、グーグルマップの設定で、駅名や路線名、地名や公園の名前などが表示されますが、国土地理院提供の昔の地図には、これらの名前は表示されません。
ただ、画面をスクロールすると、同じように昔の地図も動きますので、現在と過去の写真をそれぞれ比較することができます。
画面の中央には、スライドボタンがあり、
左にスライドすると「現在の写真だけ」が
右にスライドすると「過去の写真だけ」が表示されるようになります。
過去の写真だけが必要、と言う場合はこのように簡単にどちらかだけを表示することもできます。
スマホのスクリーンショットを使えば、写真を画像として保存することもできます。
スマホ内に保存した画像ファイルの確認や共有方法は、「Solid Explorer」がおすすめです。
「Solid Explorer」は有料アプリですが、リーズナブルでスタイリッシュなデザインが人気のファイルエクスプローラーアプリとなります。
画面上部にある地図住所の検索フィールドにある設定をタップすると、アプリへの要望や問い合わせなどもできるようになっています。
今後の改善点や自分の住んでいる地域の昔の写真の要望などを簡単にメールできるようになっています。