”本は、紙で読むのに限る!”
つい、先日もこう発している人がいました。
これだけインターネットでの情報のやり取りが当然となり、
クラウドにデータを自分で管理できるようになった時代になっても、
「読書」
というスタイルに関しては、なぜかアナログを突き進む人が結構多かったりします。
「紙の匂いがいい」とか
「ページは自分でめくらなきゃ」
などと、訳の分からない理由を並べて何冊もの本を持ち歩く人・・・。
駅のキオスクで、ついスポーツ新聞や大衆雑誌を購入して
会社の自席や車の運転席で、目一杯に広げて読んでしまう人・・・
それはあなただったりしませんか?(笑)
電子書籍アプリで本を管理するようになると、
何冊も本を持ち歩かなくてよくなるし、
古本にならずにいつでも検索で探せるようになるし、
同じカテゴリで本をまとめておくこともできるし・・
と「紙派」の人にとって、よく聞かされる電子書籍のいいところは
耳が胼胝だらけになるほどで、もう”うんざり”かもしれませんね。
でも、今一度そんな「紙派」の人たちに、
電子書籍に移行するとこんなにも便利だし、何より楽だよとお伝えするべく
当サイトでも少しご紹介してみようと思います。
スマホやタブレットを使っている人なら、
早速、アプリをダウンロードして電子書籍に移行してみようじゃありませんか!
電気がなくても読める
小さい頃、暗がりの布団の中で懐中電灯の明かりだけを頼りに
本を読んでいたことがあります。
もちろん、視力にも良くないし、ばれたら親に怒られます。
大人となった今、親に怒られることはなくても、
目には良くないし、余計に疲れるだけですよね。
電子書籍の場合、夜に部屋の電気を暗くしていても
本を読むことができます。
一緒に寝ている家族がいたとしても、
彼らの眠りを妨げることはありません。
文字の大きさや背景色を変えられる
某ルーペ会社のコマーシャルでも有名なあのフレーズ
「文字が小さすぎて読めないっ!」
・・・
ということも電子書籍ではあまり関係ありません。
というのも、電子書籍の場合、文字の大きさを自由に変えられるアプリがほとんどだからです。
パソコンや画面の大きいタブレットでは、それほど感じないかもしれませんが、
スマホのような小さい画面で読むと、文字が小さくて読みづらいと感じることがあるかもしれません。
しかし、電子書籍アプリの多くは「設定」などが用意され、
文字の大きさを自由に変えられるようにできているのです。
さらに、背景色が白・文字色が黒だと読みづらい
と言う場合は、背景色を真っ黒にして白文字に設定を変えて読むことができたりします。
この文字サイズの変更や背景色の変更は、
紙の書籍ではできない芸当ですね。
電子書籍を読む媒体はどれでもいい
例えば、楽天の電子書籍アプリである「楽天kobo」を使うなら、
楽天の会員IDがあれば、パソコンだろうがスマホだろうが、基本的にどの媒体でも「楽天kobo」で持っている電子書籍を同じように読むことができます。
購入した、あるいは無料で手に入れることができた電子書籍は、
自分の会員IDに紐づけされてオンラインで管理されます。
つまり、自分の会員IDでログインさえできれば、
持っている電子書籍をいつでもどこでも読むことができるという訳です。
読むつもりがない本であっても、
「電子書籍の場合、常に携帯している状態」
にありますから、常に持ち歩くスマホは正に本棚を持ち歩くことと一緒になりますね。
さらに、電子書籍の場合こんなところも便利です。
例えば、自宅のタブレットで50ページまで読んだ本があるとしましょう。
次の日、移動中に昨日読んでいた本の続きが読みたくなったとします。
そんな時は、スマホでその本を開くと、前日閉じた50ページから再度開きます。
読む媒体が変わったとしても、自分が読んだところまではアプリ内に記憶されている、ということになるのです。
ただし、楽天koboの場合で言うと、Android版とiOS版のアプリで挙動が違う、ということはあります。
例えば、Android版アプリではアプリ上で直接本を購入できるのに対し、
iOS版アプリでは本の購入ができない、といった具合です。
気になるところのマーカーは消すことも可能
電子書籍でも紙書籍と同じように、後で読み返したいところに
「折り目をつける」
「マーカーで色をつける」
「コメントを書いておく」
といったことができます。
ただ、紙書籍の場合、マーカーをつけても、後でそれを探すのが大変だったり、
どこかに書いたコメントを後で探そうと思っても簡単に見つけられないでしょう。
電子書籍の場合、コメントだけを一覧で表示させたり、マーカーを付けた部分だけを後から一覧で探すこともできます。
また、例えページにコメントを書こうが、マーカーで色をつけようが、
後でいくらでも消せるのは大きいと思いませんか?
雑誌は月額いくらで読む時代
ニュース・カルチャー・趣味・スポーツ・ファッション・経済などなど
雑誌の種類もたくさんありますが、これら1冊1冊を購入するのは非常にお金がかかりますよね。
でも、電子書籍で読むと週刊誌やファッション雑誌など多くの雑誌が月額定額で読めるようになります。
中でも、フジテレビが運営している
フジテレビ公式動画配信サービス【FODプレミアム】
の場合、ドラマなどが見放題になる上、漫画や雑誌などの電子書籍も読み放題になるサービスです。
上の画像は、スマホで「FODマガジン」を開いたところですが、
よく見る雑誌が一覧で表示されていることが分かります。
FODの場合、プレミアム会員になると
「月額959円(税込)」
で、このような雑誌もすべて読み放題となります。
新しい号が発売されると、自動的にスマホやタブレットなどの媒体にダウンロードされて上書きされます。
古い号を紐で縛って、”古雑誌”として片付ける必要もないのです。
月額定額で、読みたい雑誌だけを読む。
そして、いつでもどんな時でも読んだところからまた再開できる。
電子書籍の利便性はこんなにも進化しているということになります。
総括
さて、いかがでしたでしょうか。
ちょっと電子書籍に興味が湧いてきたでしょうか(笑)
本によっては、紙書籍のみで電子書籍版が発売されていない場合もありますが、
両方に対応している書籍は、総じて電子書籍の方が金額も安いですよね。
この便利さに慣れてしまうと、紙でなくても問題なくなると思います。
電子書籍の場合も、シリーズものはコレクションとして管理できたり、
同じ作家のものをカテゴライズできたりと、データ管理も非常に楽ですし。
電気でなくランプがいいと言っている人、
車でなく馬がいいと言っている人
そして、電子ではなく紙がいいと言っている人。
本の世界も
こういう時代になりましたし…
紙がいいと言っている方々も
そろそろ、古いものから抜け出して新しい世界へと向かってはみませんか。