情報整理術の数々! PICK UP!

AppleMusicやSpotifyから音楽ファイルへ変換する!WindowsもMacも「TuneKeep」一択で問題なし!

当サイトでも、これまでに動画編集を行うためのアプリやツールをいくつか紹介してきました。

直近で紹介した「FlexClip」のような動画を制作するための素材が豊富に揃っているツールを利用すれば、動画内にアクセントで加えたい音声ファイルなども外部からいちいち探す必要はなく、「FlexClip」内に用意された音声素材だけで作業は滞りなく進むかもしれません。

しかし、それでも音源として「映画のサントラミュージック」であったり、「Instrumental」、「プロの歌手が歌う音声の一部」などのファイルがあれば”動画内に組み込みたかったなぁ~”という場面も多々あるかもしれません。

そこで利用したいのが、「音楽のストリーミング配信サービス(以下、ストリーミングサービス)」です。

現在、主流となっているストリーミングサービスには、以下のようなものがあります。

  • Apple Music
  • YouTube Music
  • Amazon Music
  • Spotify
  • LineMusic

”でも、こういった音楽のストリーミングサービスからどうやって音声ファイルを抽出するの?”と思われた方もいらっしゃるでしょう。

実は、こういったストリーミングで提供される音声ファイルをパソコンやスマホ、ミュージックプレーヤーなどのデバイスで聞けるように、ファイル変換を行ってくれるソフトウェアというのがあるのです。

今回は、私が普段利用している「Spotify」から、色々な音声ファイルを抽出できる
「Spotify音楽変換ソフト(Tune Keep製)」を実際に使用してみたいと思います。

【spotify音楽変換ソフト】

なお、「Tune Keep」には「Apple Music」から、色々な音声ファイルを抽出できる「Apple Music音楽変換ソフト」もありますので、メインに使っているストリーミングサービスが「Apple Music」という方は、以下のページをご覧ください。

【Apple Music音楽変換ソフト】

インターフェースと連動アプリ

まずは、「Spotify 音楽変換ソフト」をインストールします。
「Spotify」や「Apple Music」を利用する場合は、「スマートフォンで音楽を聴く」という方が多いと思います。

ただ、これらの「音楽変換ソフト」は、「Windows」もしくは「Mac」のようなパソコン上で使います。
今回は、Windowsパソコンにインストールしてみました。

インストール

セットアップに使用する言語を「日本語」にします。

インストール先を選択します。デフォルトで問題ありません。

デスクトップにショートカットアイコンを作る場合、チェックを入れておきます。

設定内容を確認して、「インストール」をクリックします。

問題なくインストールできたら「完了」をクリックします。

ライセンスを購入されている場合は、ソフトウェア起動後にライセンスキーを登録してください。

起動後はSpotifyも連動

インストールが完了すると、「Spotify 音楽変換ソフト」が起動します。

それと同時に、Windowsにインストールしてあった「Spotify」アプリも起動します。
上の画面で言えば、赤く囲ってある部分が「Spotify 音楽変換ソフト」のインターフェースで、その裏に「Spotify」の黒いインターフェースが映っています。

Windows Store版アプリとも連携できる!

WindowsにインストールできるSpotifyには、「Microsoft製品版(デスクトップアプリ)」「Windows Store版」の2つがあります。

音楽変換ソフトには、「Windows Store版」のSpotifyとは連携できないものもありますが、TuneKeepの「Spotify音楽変換ソフト」では、どちらのSpotifyアプリでも連携できます

「Spotify音楽変換ソフト」のインターフェースは、実にシンプルです。

起動後の画面は、Spotifyから音声変換したいデータを追加するリスト枠が大きく表示され、ツールバーには、その音声変換の際に使う「追加」、「変換」、「履歴」などのボタンがあります。

それ以外では、ソフトウェアの各設定を調整する「オプション」(①)と、
変換後のファイルを出力する(保存する)フォルダパスを変更できる「出力先」(②)の2つが用意されているだけです。

「Apple Music音楽変換ソフト」もインストールは同じように簡単にできますが、インターフェースは「Spotify音楽変換ソフト」と若干違います。
使い方に特に大きな違いはなく、iTunesと連携できるようになっています。
なお、「Spotify音楽変換ソフト」と同様に、TuneKeepの「Apple Music音楽変換ソフト」もMicrosoft製品版・Windows Store版のどちらのiTunesでも連携できるようになっています。

オプションから分かる特徴とは

ソフトウェアのカスタマイズは、「オプション」でできるようになっています。
ツールバーから「オプション」をクリックしてみましょう。

出力先に保存された変換後の音楽ファイルを確認したり、変換後のファイルをどのようにカスタマイズするかなどの設定項目が並んでいますね。

一般設定と上級設定に分かれていますが、まずは「一般」から主だったものを見ていきたいと思います。

一般設定

1.言語

オプションで表示する言語を選択できます。

海外製ソフトウェアだと選択できる言語に日本語がない場合もよく見られますが、TuneKeepの「Spotify音楽変換ソフト」であれば、日本語を指定できるので最初に変更しておきたいところです。

2.ファイルの一括改名

Spotifyから複数の音楽データを変換する際に、ファイル名を一括で決まった法則の名前に設定できます。

例えば、上の画面のようにプルダウン項目からそれぞれ選択すると、変換されたファイル名がその形式に乗っ取った名前になります。

TuneKeepの「Spotify音楽変換ソフト」の場合、このプルダウン項目から「-(ハイフン)」「スペース」などの”区切り系文字”も選択できるようになっているのが、他のソフトウェアでは見られないポイントとなっているかもしれません。

Spotifyにアップされている音楽データに、アルバム名やアーティスト名が登録されていないデータを変換した場合は、デフォルトのファイル名が付けられます。
一括改名がうまくいかなかった場合は、変換後のファイルのプロパティを確認してみましょう。(下の画像はSpotifyで各情報が登録されていたファイルを変換したものになります)

3.出力ファイルの整理方法

変換後のファイルは、以下のようなフォルダ構成での保存を選択できます。

  • アーティスト
  • アルバム
  • アーティスト/アルバム

オプションの一般で、以下のプルダウンから変更してみましょう。

例えば「アーティスト」を選択した場合、そのアーティスト名でのフォルダが存在していなければ自動的に作成されます。

上のように一度、「Tetsuya Komuro」というフォルダが作成されれば、これ以降、アーティスト名に「Tetsuya Komuro」という属性を持つデータを変換した場合は、このフォルダに保存されていくようになります。

上級設定

オプションには、一般とは別に「上級設定」も用意されています。

一番上のスライダは、「変換後のファイルの音量」を設定できる箇所になります。

デフォルトの音量で変換して、プレーヤー側で音量を調節してもいいですし、最初から目的の音量で変換したい場合は、このスライダを左右に動かして調整します。

変換後のファイル形式やレートなどもこの上級設定で変更できるようになっていますね。

一番下の「Spotify Sound」は、「ミュート」にしておいた方がいいでしょう。
変換中は、Spotifyで現在変換中のファイルの音声が早送りのような状態で流れるので、その音量はミュートで切っておいた方がガチャガチャうるさくなくていいと思います。

実際に音楽ファイルに変換してみる

音楽ファイルを変換する際は、「アルバム」「プレイリスト」「曲」など各リンク文字を指定します。

Spotifyでアルバムの詳細を開き、「シェア」から「アルバムリンクをコピー」をクリックします。

「Spotify音楽変換ソフト」を開いて、ツールバーから「追加」をクリックします。(①)

画面左下の入力ボックスにコピーしたアルバムリンクを貼り付けます。(②)

入力ボックス横の「+」をクリックします。

アルバム内の音楽データが一覧で表示されるので、「追加」ボタンをクリックすると、画面が切り替わります。
「変換」ボタンをクリックすれば、アルバム内の音楽データが指定したファイル形式へすべて変換されます。

■アーティスト名やアルバム名、アルバム画像など曲の情報も、変換された音楽ファイルに一緒に付随されます。
■変換時間は環境によって違いがあるかもしれませんが、当サイトの環境では4分前後の曲で早いと1分かからないぐらいで終わりました(光回線Wi-Fi,CPUがCorei-7,16GBメモリのパソコン)。

アルバム内もしくはプレイリスト内の曲、またはアルバムそのものを上の画面のようにドラッグアンドドロップしても追加できるようになっています。

ただし、「Spotify音楽変換ソフト」の画面を常に前面に表示させる設定はないので、慣れていないとドラッグアンドドロップはやりにくいかもしれません。
(次の画像のように、起動中のソフトウェアが並ぶステータスバーまでドラッグしなければなりません)

オプションで、ソフトウェアの前面表示ができるようになるといいのですが、アップデートに期待したいところですね。

GIMPが起動しているとうまく変換できない

当サイトを執筆しているWindows環境では、「Spotify音楽変換ソフト」と画像編集ソフトウェアの「GIMP」が両方起動していると、音楽変換がいつまでたっても終わらないという現象が見られています。

ソフトウェア同士のバッティングはよくある傾向ですので、音楽変換がうまくいかない場合は起動中の他のソフトウェアを閉じてみるといいかもしれません。

総括

さて、当サイトではこれまであまり扱わなかったタイプのソフトウェアのご紹介となりましたね。

今回、メインにお伝えしてきた「Spotify音楽変換ソフト」ですが、Spotifyのプランは「フリープラン」でも「プレミアムプラン」でもどちらでも利用できます

フリープランで十分という人も多いでしょうから、プランに左右されず利用できるのは大きいですね。

ストリーミングサービスのいいところは、自分の持っている(パソコンやクラウドドライブなどの)ハードディスク保存領域を圧迫せずに、たくさんのデータを参照できる点です。

今回のような音楽データのストリーミングであれば、インターネットのつながるところであればどんな場所でも、さらにはどんな端末でも好きな曲を聴けてしまいます。

逆にデメリットと言えば、Spotify上で自分がよく聴いている音楽データが削除されてしまうと、再度誰かがその音楽をSpotify上にアップしない限り聴けなくなってしまう点が挙げられます。

Spotify上で、そういったデータが消えてしまう前に自分でデータを持っておきたい、と言う場合に活用したいのが「Spotify音楽変換ソフト」や「Apple Music音楽変換ソフト」になるのです。

WindowsもMacもインストールできる台数によって金額が若干変わってきますが、すべて永久ライセンスなので、ライセンス更新などの手間もありません。

それぞれのソフトウェアのページを是非参考にしてみてください。

【spotify音楽変換ソフト】

【Apple Music音楽変換ソフト】

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