間違えて使っている人が結構多いかもしれない。
プリンタなどの電子機器でおなじみのあの「キヤノン」って、
読むときは「キャノン」でも、正式名称は「キヤノン」だってことを。
昔、キヤノンの担当者とメールのやり取りしてた時、しばらく「キャノン株式会社」って書いてたよなぁ。
気づくのが遅かったかもな・・・。
読みと書きが違うのは、他にも結構ある。
「シヤチハタ」→読みは「シャチハタ」
「三和シヤッター」→読みは「三和シャッター」
「キユーピー」→読みは「キューピー」
どう考えても”読み”で覚えちゃっているし、各社ともそれぞれの理念があって名前を付けているから文句も言えないけど、
さっきみたいに、いざメールの宛先として文字で書いた時なんかは、絶対にスルー。
もちろん、ビジネスメールだし、自分が書いた内容にアホなところはないかって読み返すけど
さすがに会社名の表記までは気がつかなかった。
でもね。
今、泣く泣く使っている日本語入力の「IME」ってそこそこヤルな、と思った。
いや、ヤルのはキヤノンの方か・・・。
「キャノン」って打つと、変換候補の中にちやんと・・違った・・ちゃんと「キヤノン」って出てくる。
キヤノンだけはキヤノンって出てくる。
何回キヤノンって打ってもすぐ変換できる。
よし、それじゃぁ、キューピーはどうだ・・・・
と「キューピー」と打っても、変換候補にキユーピーってない。
別にひらがなとか要らないし。。。
つまり、キユーピーで働くことになった新人さんたちは、まず
「きゅ」と打って「キユーピー」に変換できるように単語登録することから始まるんだろうな、と思う。
分からんけど。
キユーピーの名誉のために、シヤチハタと三和シヤッターとついでにエドウインもやってみた。
みんな変換候補に正しい会社名は出てこなかった。
相当脱線したけど、そんな入力が楽ちんなキヤノンから、スマホで使える小型プリンタが発表された。
このプリンタ、持ち運びできるサイズであることはもちろんだけど、
インクカートリッジがいらない、ときた。
それでも、写真は鮮明に写っているような気がする。
専用の紙が必要で、20枚で1,000円ちょっとの金額って結構高い。
インクがいらない理由は紙に秘密があるからか・・。
海外限定だから、日本では当分お目見えすることはないかもしれないけどね。
今、調べてみた。
「ZINK Zero Ink Printing」技術ってのがあるらしい。
プリンタから熱を加えるだけで、多層にコーディングされたペーパーから発色させるしくみということで、
やっぱり紙が特殊、というわけだ。
必要かどうか、という身も蓋もない話をすれば、もちろん必要ないけれど、
一度、このプリントを試してみたい気はする。