「QR決済」が競争を激化させている今年にあって、最大の刺客であった
「PayPay」
が満を持してサービスを開始しました。
「PayPay」を運営する「PayPay株式会社」は、あのソフトバンクとヤフーが合同で起ち上げた会社であり、利用者側の決済方法も「Yahoo!Japan ID」と連携できるなど、大手IT会社による強力なサービスを前面に出してきそうな匂いがプンプンしてきます。
2018年10月現在で、新規登録した人に”500円のプレゼント”を行っている「PayPay」の画面や設定などを紐解いてみたいと思います。
目次
アプリのインストール
AndroidとAppleの両方でインストールすることができます。
下のアドレスを開くと、QRコードからアプリのインストールページへと移動することができます。
ログイン情報は、「Yahoo!Japan ID」でログインするか、「携帯電話番号とパスワード」でログインするかを選択することができます。
トップ画面
トップ画面には、「コード支払い」用のバーコードが表示されています。
1つのバーコードは5分で新しく生成されます。
「スキャン用」をタップすると、相手(店舗側)のバーコードを自分が読むための画面を起動することになります。
その場合、「PayPayアプリ」が、自分のカメラへアクセスすることを許可する必要があります。
最初に、「スキャン用」画面を開くと、上のようにカメラへのアクセス許可を聞かれますので、「許可」をタップします。
「残高」を開くと、現在の「PayPay」の残高を確認することができます。
チャージ
「残高」の画面から、「PayPay」にチャージすることができます。
チャージするためには、「銀行口座」の登録が必要となります。
銀行口座の登録ができていれば、上のように指定の金額(手入力も可)を「口座の残高」に応じてチャージすることができます。
出金
出金は、現在のところ準備中となっています。
支払方法の種類
支払方法は、全部で3種類あります。
残高にチャージ
銀行口座を登録しておけば、PayPay残高にいつでもチャージすることができます。
Yahoo!Japan ID
「Yahoo!Japan ID」との連携をしておくと、「Yahooウォレット」に登録している支払方法をこの「PayPay」でも使えるようになります。
「Yahoo!Japan ID」は無料で作成できますし、既にYahooのアカウントを持っていて普段からYahooウォレットを使っている方は、すぐに「PayPay」への支払方法を設定することができますね。
クレジットカード
「Yahoo!Japan ID」を持っていて、「Yahooウォレット」も普段使っているけど、「PayPay」の支払方法は別のクレジットカードにしたい時には、「クレジットカードを追加」することもできます。
アカウント画面
トップ画面の左上の「設定」をタップすると、「アカウント画面」が表示されます。
このアカウント画面で気になるのが、「レシート」ですね。
レシートには、これまで決済された取引を確認することができますので、どこでいくら使ったのかを簡単に把握することができます。
また、「アカウント画面」には、「性・名」を入力する部分もあります。
現時点では、フルネームを登録する意味はあまりないような気がしますが、
もしかすると今後のサービス展開として、「LINEPay」のような割り勘サービスなどを始める可能性もあるのかもしれません。
まだまだこれから
というわけで、今秋からサービスが始まると言われていた「PayPay」のアプリダウンロードが、とうとう開始されました。
やはり大手IT会社のサービスだけあって、新規登録の「500円」は結構太っ腹ですよね。
最初の時点で、「銀行口座からのチャージ」と「Yahoo!Japan IDとの連携」、そして「クレジットカード」と支払方法が思っていたより豊富に用意されているので、日ごろからクレジットカードやYahooウォレットを使っている方は、難なく「PayPay」を使うことができそうです。
現在、他のQR決済を重点的に使っている方も、もちろん難なく使えるでしょう。
すぐすぐメインの支払方法とはならなくても、
アプリをインストールしておいて、支払方法などの最初の設定をしておく価値はあると思いますよ。