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間違った!前の機種に追加された楽天Edyの残高を現在の機種に移行する方法

私の周りの経営者の方々や自営業の方の電子決済の利用環境を聞いてみると、意外に多いのが「楽天Edy(以降、Edy)」だったりします。

楽天のクレジットカードを使っていれば、チャージが簡単な上、ポイントも貯まりやすいのでマイナポイントとEdyを連携させた方も結構います。

私の場合、スマホのEdy(おサイフケータイ)の残高が3,500円ほど残っている状態で、先月初めにスマホを新しく買い替えたため、そのEdy残高を古い端末から新しい端末へと移行しました。

その後、古い端末は自宅のWi-Fiで接続しながら使っていたので、新しい端末も古い端末もクラウドベースでのメールの閲覧やストレージの閲覧など、並行して使っていました。

つまり、現在のEdyとしては、
古い端末のEdy(おサイフケータイ)でも新しい端末のEdy(おサイフケータイ)でもEdy残高を増やせる
状態になっていたのです。

でも本来であれば、新しい端末のEdyに残高を増やしていくようにしたいですよね。
外出時に肌身離さず持って歩くのは新しい端末ですから。

ちなみに、機種変更して今は使わなくなった古い端末でも、例えばEdyに残高が残っていればお店でその古いスマホを使っての決済は可能なんです。
インターネットに繋がっている必要はありません。

だからそれぞれの端末のEdyに別々に残高を増やしていくのは全然可能なんですが、それをやる人はあまりいないでしょう。

さらにちなみにですが、「古い端末」と「新しい端末」のように端末が別であれば、それぞれの端末のEdyは別物です。
A端末のEdyの残高に100円あったとして、B端末のEdyに新たに100円チャージしたとします。
これは、「Edyに合算されて200円」となるわけではありません。
「A端末のEdy残高は現在100円、B端末のEdy残高に新たに100円」とそれぞれのEdyで管理されます。

でも、今回の私のように古い端末と新しい端末を普段の生活で併用している人は結構いらっしゃると思うんです。

そんな時に、本当は
「新しい端末のEdy残高を増やしたかった」のに
「古い端末のEdyにお金をチャージしちゃった」
というミスを犯してしまう場合もあるかと思うんです。

よくあるパターンが、
自宅でのスマホの操作は「古い端末」を使っていて、その操作中にEdy残高が少なくなっていたのを思い出し、「チャージしておこう」と手元のスマホで何気なくチャージ(この端末にチャージ)したら、
「間違えた!今手元で操作していた端末は古い端末だった!」
・・・という感じです。

でも、こういった複数のEdy残高があったとしても、一方の残高をもう一方へ移行させる手順は存在します。
A端末にもB端末にも残高が残っている状態で、一方のEdyに残高を集約する方法です。

操作は簡単ですので、そのやり方を見ていきましょう。

A端末の残高をオンライン残高へ移行

A端末の残高をB端末へと移行してみます。
まずは、A端末での操作です。

A端末で楽天Edyアプリを開くと、残高表示のページで「詳細を見る」があるので、これをタップします。

「楽天Edyオンライン」をタップします。

A端末の残高を一旦オンライン残高に移行します。
「切替」ボタンをタップすると、移行の向きを変更できます。
今回は、「(A端末の)おサイフケータイ残高」から「オンライン残高」へ12円を移行するので、矢印は上向きにします。
設定できたら、「移動する」をタップします。

アカウントのパスワードを求められるので、ログインします。

残高の移動が完了したら、「トップへ戻る」をタップします。
これで、A端末の操作は完了です。

オンライン残高をB端末の残高へ移行

次に、B端末のEdy残高に先程オンライン残高に移行した12円を合わせたいと思います。
B端末の楽天Edyアプリを開いて、先程のA端末と同じように「詳細を見る」をタップします。

今度は、下向き矢印になるように「切替」をタップします。
現在のオンライン残高をB端末のEdy残高に移動します。
移動金額に12と入力して、「移動する」をタップします。
現在は、「3,868円」なので12円が移行されてB端末のEdy残高が「3,880円」になれば移行は成功です。

「おサイフケータイ残高」が「3,880円」になりました。
「トップへ戻る」をタップして、最初の画面に戻します。

総括

もし、間違って違う端末のEdyの残高を増やしてしまった場合、今回の操作のように「オンライン残高」を使って、残高を合わせられるという方法は覚えておきたいところです。

「機種変更」でこのオンライン残高に一旦預ける、という操作が使えるのですが、機種変更以外の通常時でもこの「オンライン残高」を利用できるのが、Edyのヘルプを参照してもイマイチ分かりづらいところなのです。

楽天Edyアプリが入っている方は、一度確認してみてください。

さて、今回のお話、まるで私が普段Edyを使っているかのように説明してきましたが、私個人で言えば今はEdyをほとんど使っていません(汗)
残高は残っていますが・・・。

1回の買い物が200円以上でなければポイントが付かず、ペットボトルの飲み物1本だけを買うためにコンビニに寄る場合も多い自分の電子決済の使い方を考えてみると、Edyではもったいないかなと思い、メインで使っているのはQR決済の「楽天ペイ」だったりします。

今回は、Edy残高の合算についてちょっと質問を頂いたので、当サイトにも残しておこうと思い書いてみました。

古い端末にそこそこの残高があるのなら、その端末を外に持って行って残高を使い切ってしまうのも手ですけどね。
それでも端数が残ってしまったりして気持ち悪い場合には、今回の方法で新しい端末へと合算してみてください。

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