前回は、Pocketの登録から各主要なブラウザでのWebページ保存までを見ていきました。
今回は、実際にPocketに保存したWebページの色々な操作を見ていきたいと思います。
目次
登録したWebページに対する操作
マウスをこのサムネイルの上に乗せると、登録したWebページに対していくつか操作ができます。
①このページを別タブで開きます。
②おすすめを設定したり、SNSで共有したりすることができます。
③リストからアーカイブします。
④リストから削除します。
⑤このページにタグ付けをします。
⑥このページをお気に入りに登録します。
おすすめ機能とは
Pocketには、保存したページをおすすめする機能が付いています。
ツイッターやフェースブック、または自分のPocketのアカウントと保存したページを合わせておすすめしたい相手にメールを送信することができます。
メールのタイトルとメールアドレスを入力し、「共有」ボタンをクリックします。
送信した相手のメールには、このように送られます。
メール本文に、おすすめしたページへのリンクが含まれています。
先程は、「マイプロフィール」にチェックが入っていましたが、
「Twitter」にチェックを入れて、「共有」ボタンをクリックすると、ページのURLをツイートすることになります。
タグでページを管理する
保存したページの内容によって、「タグ」を付けて管理することができます。
ここでは、タグの名前に「便利グッズ」と入力してみました。
「保存」ボタンをクリックします。
左側サイドメニューの「Tags」をクリックすると、今作成した「便利グッズ」があります。
また、タグが入っていないページだけを抽出することもできます。
Androidスマホでの操作
保存したページをAndroidスマホ(以降スマホ)で操作する場合の動作を見ていきましょう。


左側はスマホで起動したばかりの画面となります。
保存したページに対する処理を行う場合は、そのページ列をロングタップします。
その後、右のように同じ位置にメニューが表示されるようになります。


左側のように、画像をロングタップ後に右の「共有」マークをタップすると、
右側のように、どの方法で共有するかと画面が切り替わります。
メールで共有する場合は、「友達に送信」をタップします。

入力後、「送信」ボタンをクリックします。


左側のように「おすすめ」アイコンをタップすると、「Twitter」、「Facebook」の2つに限定して共有することが可能となります。
先程の「共有」でもツイートしたり、Facebookにアップすることはできますので、どちらを利用しても同じとなります。


パソコンと同様に、タグ付けを行うこともできます。
既にタグが指定されている場合は、入力されているタグの並びの空いている部分をタップするとカーソルが表示されます。
追加したいタグがある場合は、この方法で追加してください。
その他の気になる機能
音声読み上げ
パソコンと違い、スマホの場合は保存したページのコンテンツを読み上げる機能があります。
画面上部の「ヘッドホン」アイコンをタップすると、音声が流れます。
ただ、あまり聞きやすいものではないので、普通に読める環境があるなら、読んだ方が早いかもしれません。
友達から受信
友達から、「このページ見てみなよ!」と共有される(メールが届く)と、画面上に通知されます。
上の画像はパソコンの画面です。
画面右の方に「メール」アイコンがあり、ここに「①」と表示されています。
クリックすると、ページを共有してきた相手の名前や共有したいページが表示されます。
もし、自分のリストにも保存したい場合は、「リストに追加」をクリックします。
保存しなくてもいい場合は、「削除」をクリックします。
ページを送られた側が、追加しようが削除しようが、送った相手には何も表示されません。
必要ない場合は、堂々と削除して問題ありません(笑)
エクスポート
Pocketには、登録されているページを画像なしのリンクリストとして「エクスポート」する機能があります。
画面右の「アカウント名」をクリックし、表示されたメニューから「オプション」をクリックします。
「HTMLファイルをエクスポート」をクリックして、任意の場所にエクスポートします。
上記Pocketに保存した2つのページをエクスポートしたファイルはここから確認できます。
総括
わざわざブックマークまでして保存しなくても、
後でもう一度読むために手軽にストックしておきたいページがあった場合は、非常に便利なツールとなります。
電車で移動中に、
閲覧していたWebページを読み終わる前に目的の駅に着いてしまった
という時には、「Pocketに一旦入れておいて後で読む」ような使い方ができるでしょう。
ブックマークは、そのサイト全体の情報を持っておこうという意識であるのに対し、Pocketはサイト内のコンテンツを直接保存するイメージですね。
もちろん、タグ管理ができるので、ブックマークを使わずにすべてをPocketで管理する方法でもいいかもしれません。