「アンケートフォーム」や「会員登録フォーム」などを
簡単に自社サイト内に設置できる
「formrun(フォームラン)」
には、実際にフォームに登録があると、その一報を通知してくれるサービスがあります。
現在、「formrun」では、
メール、slack、チャットワーク
の3種類で利用者に登録があった報告を受け取ることができるようになっています。
その中の1つである「slack」のチャンネルで、通知を受け取る方法を見ていきたいと思います。
slackにAppを追加する
まずは、slackでアプリを追加します。
「Appディレクトリ」を開いて、アプリ名の検索ボックスに、
「Incoming Webhook」
と入力します。
「Incoming Webhook」のアプリ情報が表示されます。
「設定を追加」をクリックします。
メッセージが投稿されるチャンネルを選択します。
ここでは、あらかじめ作成しておいた「会員登録情報」チャンネルに、通知されるように設定します。
「WebHook URL」が表示されますので、これをコピーします。
formrunの受信通知を設定する
「formrun」のフォームの設定画面へと戻ります。
左サイドの「受信通知」をクリックすると、右側に
メール通知、slack通知、チャットワーク通知を選択できる画面になります。
「slack通知」を「オン」にし、「Slack Webhook URL」に、
先程コピーしたURLを貼り付けます。
一番下の「更新する」ボタンをクリックします。
会員登録フォームにデータを登録してみる
実際に会員登録フォームにテストデータを登録してみましょう。
入力後に、送信します。
slackの「会員登録情報」チャンネルを開きます。
初回のテスト投稿の後に、登録された内容がslackのチャンネル上にメッセージ表示されていることが分かります。
slackの画面からformrunのボードを開く
slackのチャンネルに通知された新しい登録情報は、
データを管理している番号がリンクとなっています。
このリンクをクリックすると、formrunの登録データを編集する画面へと移動することができます。
ユーザー情報や担当者の設定、メールの返信もしくは簡単なメモの作成ができます。
わざわざformrunを起ち上げる必要がないので編集が楽にできますね。
編集が終われば、そのままこれまでのユーザー登録リストを一覧で確認することができます。
また、slackのチャンネルに通知されたユーザー情報の
「メールアドレス」
をクリックすると、登録ユーザーにメールを返信することができます。
ただし、slackから直接メールを返信した場合、
formrunの管理画面ではメールの返信を行った記録は残りませんので注意が必要です。
総括
利用率の高いチャットツールである「slack」や「チャットワーク」に通知を送ってくれる「formrun」は、やはり登録フォーム作成サービスをクラウドで展開している企業の中では、非常に使いやすく初期導入のしやすいサービスになっていると思いますね。
新たな機能追加も期待できますし、
自社サイトは持っているのに、ユーザーとのコミュニケーションのページを持っていない・・
という方は、無料アカウントから試してみる価値はあると思います。
もちろん、slackやチャットワークを使っている企業の方々にとっても
その親和性を考えると、「formrun」の導入に対する検討の余地は十分あると思いますよ。