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自社サイトや自社製品の開発ヒントにサジェストキーワードを使って調査するには

グーグルで何かを調べようと、検索窓に調べたいキーワードを入力すると
そのキーワードと合わせてよく検索される文字や文章が一緒に表示される場面を目にすることがあると思います。

これは、グーグルの「サジェストキーワード」もしくは
「オートコンプリート」という機能で、入力されたキーワードに対してあらかじめ予想される組み合わせをグーグルが自動的に表示してくれるものです。

【suggest(サジェスト)】=”提案する、示唆する”
という意味ですね。

そして、自社サイトの作成や自社製品の開発などで世の中のニーズを探りたい・・・
と言う時に、この「サジェストキーワード」は有益に使えるツールとなります。

なにしろ、調べたキーワードに対して、
”そのキーワードだったら、世の中の人はこういう組み合わせでよく検索していますよ”
と教えてくれているわけですから。

新しく開発している分野に関するトレンドを調査することもできるし、
なかなか思うように売れない製品のトレンドを見直す機会を与えてくれるかもしれない、
そんな便利なキーワードツールを有効に使わない手はありません。

豊富なサジェストキーワードを一気に調べるには

実は、「サジェストキーワード」は上の画面で表示されている以上の数が存在しています。

それらを一気に調査するには、別に無料のツールを使った方がいいでしょう。

ここでは、「googlekeyword」と「OMUSUBI」の2つのツールをご紹介していきたいと思います。

googlekeywordにアクセスしてみる

グーグルキーワード」にアクセスすると、グーグル検索のような画面が表示されます。

「Google/Bingサジェスト」となっています。
当サイトでもよく出てくる「OneNote」という単語を検索してみましょう。

googleで検索されるサジェスト候補とBingで検索されるサジェスト候補が一覧で表示されます。

「OneNote」と合わせてこれだけの複合キーワードで検索されているわけですね。
各キーワードの横には、「Google」、「Bing」、「Yahoo」での検索結果へと簡単に移動できるようになっています。

OMUSUBIとは

「サジェストキーワード」を検索するツールとしてもう一つ
「OMUSUBI」
をご紹介します。

「OMUSUBI」は、サジェスト候補を「マインドマップ」のような形状で教えてくれます。

「Google」で「OneNote」と検索した時に、枝状にサジェストキーワードが表示されます。

例えば、「OneNote」「EverNote」を合わせて検索した流れで見てみると
「連携」「移行」なども一緒に検索されている、ということになります。

同じ中に、「以降」もありますが、これはユーザーが検索する際に「移行」を「以降」と間違えて入力した回数が多いために候補に挙がってきていると思われます。

サジェストの表示を変更するには、上のように
ドロップダウンから違う検索サイトを指定します。

サイトを「YouTube」に変更してみました。
サイトが変わるだけで、検索されるキーワードも変わっているのが分かります。

YouTubeの場合、ユーザーは動画での情報を検索しています。
タブレットでペンを使った時の書き心地などの実体験を報告している動画などが人気となるため、
サジェスト候補も手書きやペンシルなどのキーワードが増えているのでしょう。

総括

サジェストキーワードは、メインとなるキーワードと共に
「検索したユーザーが、そのキーワードについて何を知りたがっているのか」
を広く知ることができます。

自社で開発している製品が、
サジェストキーワードを検索することによって、その完成までの過程を修正する手助けとなるのか
サジェストキーワードを熟考して、自社開発する製品の設計図とするのか、

とにかく世の中のニーズは、こんなにも簡単に検索することができる、ということになりますね。

自社サイトを作成している場合は、Googleが提供している
「キーワードプランナー」
というツールをサジェストキーワードを検索するツールと一緒に使ったとすると、

コンテンツやタイトルに
「どのようなキーワードを散りばめたらサイトのアクセスアップにつながるのか」
という傾向を探ることもできます。

つまり、サイトのSEO対策としても有益に利用できるということになります。

これまで、ただユーザー側の視点でサジェストキーワードを
「検索キーワードの補完機能」
としてしか見てこなかった方は、製品開発、情報発信側としての利用方法を見直してみるといいかもしれませんね。

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