どうしてもマイクロソフトに寄り添った記事が多い当サイトにしては、
珍しくGoogleアカウントを必要とするアプリのお話です。
「メール」や「地図」に「動画再生」に注目が集まりがちなこの世の中で、
これほどシンプルで優れたアプリは、”他にはない!”
と常日頃から愛用しているのは、わたくしだけではないはずです。
そう、そのアプリとは、いつでもどこでも音楽を楽しめる
あの「Google Play Music」のことなんです。
「Google Play Music」と言えば、月額980円で実に4000万曲以上の音楽を広告なしでストリーミング配信してくれる音楽配信アプリですね。
楽曲数も豊富だし、料金も安く、何しろGoogleのサービスだから安心して利用できる・・・
と、ここまでがこのアプリでもよく聞かれる謳い文句です。
しかし、「Google Play Music」を利用する醍醐味は、やはりわたくしのような
「無料で利用する音楽再生ツール」
としての使い方にあるのではないでしょうか。
愛用できる理由その1
Googleには「Googleドライブ」というクラウドストレージがあります。
アカウントを持つと15GBの容量が無料で割り当てられますが、「Google Play Music」の素晴らしいところは、「楽曲保存で使用する容量はGoogleドライブには含まれない」という点です。
「Google Play Music」を無料で使う場合は、クラウドに保存できる楽曲数は「50,000曲」にものぼります。
さらに、1ファイル「300MB」までOKですから、アルバムを1ファイルで持っている方などは、アルバムをまるまるアップロードできる可能性も高いのです。
普通に使っていても50,000曲まではなかなかたどり着かない上、Googleドライブの容量も圧迫しません。
つまり、ほぼ無制限で音楽ファイルをクラウドストレージにアップロードできる、ということになるわけです。
「Apple Music」など、他にもクラウドに楽曲ファイルを保存できるサービスはありますが、
無料で使えて広告も表示されないアプリは、今のところ「Google Play Music」以外には見つからないでしょう。
愛用できる理由その2
オンデマンドサービスによくある「デバイス数制限」は、もちろん「Google Play Music」にもあります。
パソコンやタブレット、そして「最大で5台までのスマホ」と、合わせて10台のデバイスで再生させることが可能です。
ただ、普通に使っていてもせいぜいパソコンとタブレットが各1台に、スマホは自分のスマホだけで充分です。
端末数制限でストレスを感じることはないですから、この条件もあってないようなものですね。
音楽ファイルのアップロード方法
音楽ファイルは、パソコンに「ミュージックマネージャー」をインストールしてから行います。
「Google Play Music」のトップページを開き、自分のアカウントでログインします。
「音楽をアップロード」をクリックすると、右側に「MUSIC MANAGERのダウンロード」がありますので、それをクリックします。
「MUSIC MANAGER」をインストールすると、タスクバーに常駐しますので、いつでもアップロードすることが可能になります。
タスクバーのミュージックマネージャーを右クリックし、一覧から「オプション」をクリックします。
「アップロード」タブからクラウドストレージへ音楽ファイルをアップロードします。
「フォルダの追加」から、音楽ファイルを保存しているフォルダを選択します。
音楽CDからパソコンに取り込むには、リッピング(取り込み)が必要です。
これは、Windowsに標準でインストールされている「Windows Media Player」で行うことができます。
CDドライブに音楽CDを入れた後、「CDをライブラリに取り込む」をクリックします。
取り込んだファイルは、デフォルトで「ミュージックフォルダ」(C:¥Users¥ユーザー名¥Music)に保存されます。
音楽ファイルのダウンロード
「ミュージックマネージャー」では、自分がアップロードしているファイル数を確認することができます。
たくさんアップロードしたような気がしても、まだ800曲足らずです・・。
また、アップロードしたファイルをもう一度パソコン内やスマホ内などにダウンロードすることもできますが、ここでのダウンロードというのは、
「全ファイルが対象」
となります。
ファイルを個別にダウンロードしたい時には、プレーヤー画面から行います。
例えば、パソコンの画面から行う場合は以下のようになります。
「Google Play Music」のトップ画面で、「音楽ライブラリ」をクリックします。
目的のプレイリストなどをクリックして、楽曲の「?(三点リーダー)」をクリックして一覧から「ダウンロード」をクリックします。
スピーカーを用意したい
さて、ここまでくれば、後は好きな時に好きな場所で音楽をかけるだけです。
事務所内で軽く音楽を流す場合なら、スピーカーを置いてかけたいものですね。
お薦めは、やっぱりこれ↓です!
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大きさも全く邪魔にならないし、なにより電池の持ちもいいです。
スピーカーを実際に設置した話はまたいずれ・・。
総括
何と言っても、
パソコンやスマホでそれぞれデータを持たなくていい、そして
余計なデータ保存容量をつかわなくていい、さらに
CDなどのメディアを持たなくてもいい、と良い事しか思いつかないですね。
音質や機械にこだわるのなら話は別ですが、
業務中の気分転換やちょっとした音楽をかけながら仕事をしたい、と言う場合の
「お部屋の環境設定」は、構築しやすく、さらにお金もそれほどかかりません。
会社内ならWi-Fiで聞ける環境はあるでしょうし、
外出先や車の運転中など、スマホで音楽を聴いても、
ゲームなどに通信量を使っていなければ、携帯キャリアの通信容量を圧迫することもないでしょう。
メールや動画など優れたサービスの一員に、この
「Google Play Music」も是非加えてほしいですね。
評価があまり高くないのが、本当に残念でなりません。