SIMフリーのスマホや中古スマホを購入しようと思ったら、
そのスマホがどういう特長であるのかを調べるために、
「スペック」
を確認すると思います。
”画面の大きさ”だったり、OSやボディの色など、そのスマホの詳細が分かるようになっています。
そのスペックの中でも、
「通信規格」
を調べることによって、購入しようとしているスマホがどういった通信エリアをカバーできるのかが分かるようになります。
例えば、「U-mobile」のページ内にある「HUAWEI P10 lite」のスペックを見てみると、こんな感じの表が書かれています。
【U-mobile HUAWEI P10 liteのスペック表】
この一覧を見る限り、「通信規格」のような記載はどこにも見当たりませんね。
これは、「U-mobile」で取り扱っている海外メーカーのSIMフリースマホの情報を「U-mobile」のページに載せる際に、通信規格までは表示していないということになります。
ちなみに、一番下の「製品HP」にある機種名のリンクをクリックすると、「HUAWEI」の「P10 lite」のページに移動します。
メーカーのページには、スペックが細かく書かれていますが、
下の方に「通信方式」とあります。
この記載によって、このスマホがどういった通信エリアで通信できるのかが分かるようになります。
「P10 lite」では、LTE通信規格を
「バンド」
で記載しています。
大手キャリアが持っているLTE回線である「FDD-LTE」の欄には、
「P10 lite」が対応している各バンドが記載されています。
「B1(バンド1)」に対応していることが分かりますね。
これは、ドコモ、au、ソフトバンクの「3G/LTE」の通信エリアをカバーしているということになります。
この「バンド1」に対応していれば、SIMフリーなどのスマホでも安心して通信を行うことができるでしょう。
また、ドコモであれば、山間部や離島などLTE通信網が進んでいない地域には、
周波数800MHz帯の3G回線である「FOMAプラスエリア」
を提供しています。
このような電波が通りにくい地域でも「FOMAプラスエリア」の通信をカバーしてくれるスマホであれば、多少速度は落ちるものの、通信できなくなるということはありません。
スペックで言えば、「バンド6」もしくは、「バンド19」に対応していれば、「FOMAプラスエリア」をカバーしていることになります。
「P10 lite」は、「バンド19」に対応しているので、ドコモ系のMVNOであれば山間部や離島でもそれ程ストレスなく通信ができそうです。
一方、「BIGLOBE SIM」のスマホ販売ページでを見てみると、ページ内に通信規格のスペックまで載せているようです。
【BIGLOBE Mobile ZenFone4のスペック表】
これは、「ZenFone4」のスペック表ですが、やはりこちらも「バンド1」に対応しています。
どの海外製SIMフリースマホも中古スマホも、この「バンド1」に対応していることは、最低条件と言えます。
また、「バンド19」に対応しているので「FOMAプラスエリア」もカバーしているようですね。
無線通信から発展した「TD-LTE」の周波数帯も「バンド41」をカバーしています。
これは、「UQWiMax」や「AXGP(ソフトバンクモバイル)」に対応しているのです。