誰しも一度は、買い物に行ったことがあるかもしれないあの大手スーパー
「AEON(イオン)」。
まぁ、「イオン」よりは「ジャスコ」の方が身近なんだよねぇ~
と言う方もいるかもしれませんが(笑)、
そんなイオンでも格安SIMの提供を行っているので、まとめていきたいと思います。
目次
多様な料金プラン
「イオンモバイル」では、音声通話とデータのそれぞれのSIMで、
「1GB」から「50GB」まで、10種類の高速データ通信容量を選択することができるようになっています。
さらに、音声通話SIMのみ、「500MB」というプランも用意しています。
家族で契約する場合、もしくは一人で複数のデバイスを持っている場合には、
「シェアSIMコース」
も用意されています。
SIMをシェアする場合は、「4GB」から「50GB」までの8種類のプランがあります。
メインで契約するSIMに対して、残り4枚のSIMを追加することができるので、1契約で最大5枚のSIMカードを申し込むことができます。
4枚目、5枚目のSIMを追加する時には、月額費用とは別に200円(税抜)/月が発生しますが、データSIMであれば月額費用は0円ですから、家族みんなで利用する場合などは、複数契約した方がオトクになるかもしれませんね。
通話オプション
「イオンモバイル」は、通話オプションが充実しています。
大きく分けて2種類ある通話オプションを見ていきたいと思います。
通話アプリを使う
「イオンモバイル」の通話アプリ、
「イオンでんわ」
を使用することで通話料が通常よりも半額の10円/30秒となります。
”通話アプリで半額”というパターンは、他のMVNOと同じですね。
しかし、「イオンでんわ」が他のMVNOの電話アプリより優れている点があります。
それは「国際通話料も同様に半額で通話できる」
ことです。
通話できる地域も豊富ですし、アプリからの通話が国内通話と同じ通話料で話すことができるアプリは、中々ないと思います。
ただし、月額850円(税抜)で1回10分まで何度でも通話ができる
「10分かけ放題」
のオプションは国内通話のみが対象となり、国際電話は通常の通話料金が発生するので注意が必要です。
IP電話を使う
「イオンモバイル」には、IP電話での
「国内通話かけ放題オプション」
が用意されています。
「月額1,500円」で利用できるサービスですが、
インターネット回線を利用するIP電話のため、
「データ通信のみ」のプランでも利用できることが大きな特徴となります。
メリットとデメリットは以下のようになります。
【メリット】
- 国内の「固定電話」、「携帯電話」に通常の電話と同じように発着信できる
- データ通信のみのプランでも通話ができる
- 場所・時間(※1)関係なくかけ放題
- 「050」で始まる電話番号がもらえる
- 「050IP電話アプリ」を使えば、イオンモバイル以外の回線でも利用できる
- Wi-Fi環境なら海外からでも発信可能
- 解約金がない
【デメリット】
- 通話品質がインターネット接続環境に左右される
- 電話網と比べると通話品質が落ちる
- 緊急通報など一部で発信できない番号がある
※1)長時間(300分)通話で一旦遮断されます
「イオンモバイル」の通信回線で通話ができるのはもちろんですが、
他社の通信回線や自宅もしくはフリーの「Wi-Fi環境」があれば、
同じように通話ができるのが、IP電話の便利なところですね。
例え外国にいても、その国のWi-Fi環境でインターネット接続できるのであれば、日本国内への発信も可能となります。
日本国内から外国への発信ができないのは残念ですけどね。
スマホを複数台、別回線で持っている場合でも、
「050IP電話アプリ」があれば、どのスマホからでも同じ「050」電話で発着信できますし、通話が必要で携帯料金を抑えたい場合には検討の余地が十分にありそうです。
留守番電話とキャッチホン
「留守番電話」、「割り込み電話着信(キャッチホン)」、「スマート留守電」と、それぞれ利用できます。
音声オプションですから、IP電話でこれらの機能を利用することはできません。
「留守番電話」や「キャッチホン」は、大手キャリアにも必ずある機能なので、同じように使うことができると思います。
「スマート留守電」は、アプリで利用する留守電機能で、
留守電の内容をテキストで確認したりすることが可能となります。
イオンモバイル速度切り替えアプリとは
「イオンモバイル」には、簡単に通信速度を切り替えることができる、
「イオンモバイル速度切り替えアプリ」
があります。
元々、高速通信容量を少なめに契約している人にとっては、
簡単に低速通信に切り替えることで
「高速通信容量の節約」
を実現できます。
また、「シェアプラン」を契約している場合でも、個別に高速通信容量のON/OFFを切り替えることができます。
保証とセキュリティ対策
「イオンモバイル」には、スマホのトラブル、スマホ内部のセキュリティ対策、人的サポートをセットにした保証パックを提供しています。
急なスマホのトラブルに
スマホを水濡れや落下などで壊してしまったっ場合に、保証してくれるオプションが
「スマホ安心保証」
になります。
- イオンが指定するスマホ
- イオンモバイル契約から14日以内の申し込み
が条件となりますが、月額350円(機種により450円)、交換時手数料4,000円(機種により7,000円)で、新しい機種へと交換してもらうことができます。
スマホ内のウィルスチェック
「イオンモバイル」を契約すると、「月額150円」で
- ウィルスチェック
- メモリクリーナー
- パケットチェッカー
など、ウィルス対策やシステムトラブル、使用環境チェックを行ってくれる
「イオンスマホセキュリティ(アプリ)」
を利用することが可能となります。
電話サポート
「イオンスマホ電話サポート」は「月額300円」で、
- 電話サポート
- 遠隔サポート
- 出張サポート
の3つのサポートを受けることができます。
自分で入れたアプリなどは、LINEを除いてはサポート対象外となり、
基本的に、最初から入っているアプリの使い方をサポートしてくれることになります。
なお、もちろんのこと、出張サポートを依頼する場合は、別途費用が発生します。
ただ、このオプションはどうしても必要か、と言うとそうではないかもしれません。
今の時代、インターネットで検索すれば色々と調べることもできますし、わざわざ「月額料金」や「訪問料金」を支払ってまで、受ける必要があるかな、と思えるのです。
(※ブラウザを起動して文字を入力して検索する方法が???・・と言う方には必要かもしれませんが)
パソコンやスマホなどは、自分で試行錯誤して使いながら覚えていくという側面もあるので、
どうしても、対面による先生が必要と思える方は、このオプションを使ってみるのもいいでしょう。
さて、これまでの
- スマホ安心保証
- イオンスマホセキュリティ
- イオンスマホ電話サポート
の3種類をパックにしたのが、
「イオンスマホ安心パック」
になります。
「月額600円(対象のスマホ機種によっては500円もしくは700円となる場合も)」
で、上記3つのオプションをすべて受けられるサービスとなります。
「イオンスマホ安心パック」として申し込むと、
加入日から最大31日間が無料となります。
各単体で申し込んだ場合は適用されないので注意が必要ですね。
イオンモバイル持ち込み保証
「イオンモバイル」でSIMを契約している方であれば、
「月額550円(Android,Windows)」
「月額650円(iOS)」
で、自然な故障、水濡れ、落下などのトラブルに対応してくれます。
途中でスマホを機種変更しても、
「使用しているOSが変わらなければ」
追加料金はかかりません。
1年間に2回まで、以下の料金で交換対応が可能となり、
修理で修繕可能な場合は、費用は0円となります。
Android・Windows/th> | iOS | |
---|---|---|
修理 | 0円 | 0円 |
交換1回目 | 4,000円 | 12,000円 |
交換2回目 | 8,000円 | 12,000円 |
1週間の無料お試し期間
全国各地にある「イオン」店舗で、
20歳以上の人に「イオンモバイル」を1週間、無料で貸し出してくれます。
店舗によって、貸し出しができる店舗、まだ準備ができていない店舗があるようですが、もし貸し出しを希望する方は、最寄りのイオンへ足を運ぶとよいでしょう。
貸し出しを行う店舗は、
「すぐに受け渡しができる店舗」
と
「後日配送する店舗」
の2種類があるようです。
スマホとSIMの両方が貸し出し対象となるので、
実機が用意できない方でも、イオンモバイルのテストを簡単に行うことができます。
※当サイトでの貸し出しによるご報告はまた後日・・