いざ格安スマホに切り替えようと思ったら、今まで使っていたスマホには、
「アドレス帳」に「メールデータ」、「撮った写真や動画ファイル」に「音楽ファイル」など・・・
新しいスマホに移したいデータがたくさん出てきますよね。
せっかく、新しい格安スマホがすぐ手元にやってきたんだから、
”さくっ”とデータを移行したいっ・・!
そんな時は、「データ移行」のアプリを使って
必要なデータは、さっさと移行しちゃいましょう。
目次
JSバックアップ
OSが、「Android」であれば
「JSバックアップ」アプリがお勧めです。
移行元スマホからのデータ取り出し
標準データの移行であれば、無料で利用できますので、
まずは、移行前のスマホにインストールしてみましょう。
インストールが完了して、起動すると以下の画面が表示されます。
「利用規約を読んで同意する(必須)」
にチェックを入れて、「同意する」ボタンをタップします。
「かんたんデータ移行」をタップします。
「移行元スマホからデータを取り出す」
をタップします。
「無料プラン(標準データのみ)」
をタップします。
「有料プラン」であれば、画像や動画、LINEトーク履歴も移行できますが、
メールやアドレス帳などの標準データは、無料プランでも十分です。
「データの取り込み」時に必要となるパスワードを決めましょう。
パスワードを入力したら、
「データ取り出しスタート」ボタンをタップします。
データの取り出しが完了すると、「JSバックアップのサーバ」(クラウド上)にデータが保存されます。
移行先の新しいスマホで、この画面の「QRコード」を読み取るか、
画面の下の方にある「QRコードをEメールで送る」をタップして、
「QRコード」を”GMail”や”Outlook.com”などのフリーメールに転送します。
フリーメールをパソコンで見ている方はパソコン内に、
スマホで見ている方はスマホ内に、
一度QRコードの画像をダウンロードした方が、スキャンしやすいかもしれません。
「QRコード」の有効期限は1週間なので、早めに新しい格安スマホへ移行しましょう。
移行先スマホへのデータ取り込み
さて、今度は保存したデータを新しく購入した格安スマホに戻す作業です。
古いスマホからデータを取り出した際に設定したパスワードをここで入力します。
最終で古いスマホからデータを取り出した日時が表示されます。
間違いがなければ、「データ取り込みスタート」をタップします。
これまで使用してきたSMS(ショートメッセージサービス)アプリに代わって、
JSバックアップをSMSとして使用するかどうかを問われます。
これは、「はい」を選ばざるを得ないので、
とりあえず「はい」をタップします。
※元のSMSアプリに戻す設定は、後から行うことができます。
順調に新しい格安スマホに移行が進むと、このような画面となります。
新しい格安スマホへデータの移行が終わると、
これまで使ってきたスマホにインストールされていたアプリの一覧が表示されます。
必要なアプリにチェックを入れて、
「選択したアプリをインストール」をタップしてください。
iCloudでバックアップ
「iOS」であれば、iCloudへバックアップしましょう。
iCloudのアカウントを新規作成した際に、標準で「5GB」(無料)のクラウドストレージ容量をもらうことができます。
iPhoneの中身は、このクラウドストレージへとバックアップすることができるのです。
設定画面からバックアップへ
ホーム画面の設定を開きます。
一覧から、「iCloud」をタップします。
その中に、「バックアップ」がありますので、これをタップします。
「iCloudバックアップ」が「オン」になっていることを確認して、
「今すぐバックアップを作成」をタップします。
バックアップで作成されるデータは、以下のようになります。
- App データ
- 通話履歴
- デバイスの設定
- ヘルスケアデータ
- HomeKit の構成
- ホーム画面と App の配置
- iMessage、テキスト (SMS)、MMS メッセージ
- iPhone、iPad、iPod touch 上の写真とビデオ
- Apple サービスからの購入履歴 (音楽、映画、テレビ番組、App、ブックなど)
- 着信音
- Visual Voicemail のパスワード (バックアップ時に使っていた SIM カードが必要)
端末で、「iCloudフォトライブラリ」を有効にしている場合は、写真やビデオはすでにバックアップされているので、バックアップ対象にはなりません。
購入済みのアプリ等は、現在も取扱いのあるデータに関しては、再度ダウンロードすることが可能となります。
バックアップデータの復元
新しい端末が手元に来たら、「iCloud」にバックアップしていたデータを復元するだけとなります。
(※説明画像はiPad miniになります)
新しい端末を起ち上げると、「こんにちは」の画面が表示されます。
使用する言語は、「日本語」を選択します。
国は、「日本」を選択します。
使用するキーボードを選択します。デフォルトのままで右上の「次へ」をタップします。
位置情報は、スマホを紛失した場合の「スマホを探す」でも必要となりますので、「位置情報をオン」にしておいた方がよいでしょう。
画面ロック解除用のパスコードを登録します。
「Appとデータ」の画面で、「iCloudバックアップアップから復元」があります。
タップすると、バックアップしているデータが表示されますので、目的のバックアップデータをタップして、復元を開始します。
まとめ
スマホを入れ替えた場合のデータ移行は、アプリやクラウドストレージを使うと簡単に行うことができます。
(「JSバックアップ」も、バックアップしているデータ先はクラウドですけどね)
もちろん、スマホを入れ替えた時だけではなく、普段のデータバックアップにも利用できますので、
「バックアップ系アプリ」は、不測の事態に備えて何かしらインストールしておいた方が良いでしょう。
ちなみに、Androidで使う「JSバックアップ」はバックアップ先対象として、
「Googleドライブ」や「DropBox」など、自分の持っているクラウドストレージを指定することができます。