インターネット上に数ある動画サービスの中から、
”これはっ!”
というものを見つけた時に、あなたならどうしますか?
プランニングの上で参考資料となったり、プレゼン資料の追加資料となったり
ビジネスの現場においても、動画の存在価値と言うのは非常に大きいと思います。
ここでは、動画をローカルに保存していつでも見られるようにする手順をご紹介していきます。
「Office365 Business」を契約しているなら、「1TB」というOneDriveの保存領域も確保しているわけですから、「動画保存用フォルダ」も確保できそうですしね。
目次
動画サイトにあるお気に入り等は使わない
例えば、動画サイトと言えば誰もが思いつく「YouTube」を見てみましょう。
Googleアカウントを持っていればYouTubeにログインすることで、
以下のような機能を使って、お気に入り動画を管理することができます。
- 履歴を確認する
- 共有する
- 登録チャンネルを登録する
- 再生リストを作成する
履歴の確認
ログインしているアカウント情報によって最近視聴された動画の一覧は、
「履歴」を見ることで確認することができます。
「昨日見ていたあの動画はどれだったっけ・・?」
と言う場合に、履歴を追うことで目的の動画を見つけやすくなります。
動画の共有
動画のURLを簡単にSNSに公開することができる機能です。
Twitterなどに動画のリンクを張ることで他の人にも見てもらえることになります。
また、動画をホームページやブログなどのサイトに埋め込むための
「埋め込みコード(HTML)」
も発行してくれます。
自分のブログなどにこの埋め込みコードを記述すると、ブログ内でYouTubeの動画を再生できるようになります。
登録チャンネル
アプロードされている各動画には、ユーザーアカウント情報も一緒に載っています。
このユーザー情報を「お気に入り」として登録する機能が「登録チャンネル」です。
「登録チャンネル」に登録したユーザーがアップロードしている動画の一覧を見ることができるようになります。
再生リスト
「再生リスト」を作成することによって、お気に入りの動画を自分の好きなようにまとめることができます。
「登録チャンネル」と違って、色々なユーザーの動画を1つにリスト化できるので、
例えば「男性邦楽リスト20代」のような「再生リスト」を作成し、それに見合った動画を追加していけば、オリジナルの音楽アルバムが作成できます。
YouTubeであれば、ざっとこんな感じで自分の気に入った動画を管理しているのではないでしょうか。
しかし、これらの方法には共通の欠点があります。
それは、「動画をアップロードしたユーザーがYouTubeから動画を削除したら、視聴している側は見られなくなってしまう」ということです。
つまり、YouTube上の動画をYouTubeの機能でまとめたり、情報を保存したりしていても、
「動画そのものがYouTubeからなくなったらそれで終わり」
ということです。
YouTube側で「違反している動画だ」と認定された動画も、ユーザーの意図に関係なく削除されます。
動画をローカルPCに保存するためのアプリをインストール
それならば、動画サイトで「これはっ!」という動画は、さっさと自分のPC(Windows)に保存しておきましょう。
※もちろん、違法にアップロードされている動画と分かっていてダウンロードすることは違法となります。
有料販売されている音声や動画がそのままアップロードされているものは避けるようにしましょう。
それ以外にも、法律に抵触するようなダウンロードは行わないように注意してください。
動画サイトから動画をダウンロードできるツールは、いくつもありますが、
ここでは「WinX YouTube Downloader」をご紹介します。
このツールは、名前に「YouTube」と入っていますが、
「ニコニコ動画」や「Vimeo」など、YouTube以外の動画サイトの動画もダウンロードできるのが特徴です。
インストール
上のリンクから実行ファイルをダウンロードします。
※ファイル名は「winx-youtube-downloader.exe」
ダウンロードしたら、ファイルを起動しましょう。
インストール言語は日本語にします。
セットアップウィザードが始まりますので、「次へ」をクリックします。
使用許諾契約書は「同意する」を選んで、「次へ」をクリックします。
インストール先の指定は、デフォルトのままで「次へ」をクリックします。
プログラムグループの指定もデフォルトのままで、「次へ」をクリックします。
この2つは任意です。指定したら「次へ」をクリックします。
インストール準備完了の画面になります。「インストール」ボタンをクリックします。
インストールの完了画面です。「完了」をクリックして、アプリを起動しましょう。
WinX YouTube Downloaderを使ってみる
「WinX YouTube Downloader」のトップ画面で、真ん中の水色の枠をクリックします。
動画サイトのURLを貼り付けるウィンドウが表示されます。
例として、
自転車のプロモーション資料の作成をするために、自転車に乗っている動画を保存したい、とします。
「Vimeo」に、以下のような動画がありましたので、これをダウンロードします。
動画を再生すると、ブラウザのアドレス枠にその動画のURLが表示されますので、それをコピーします。
「WinX YouTube Downloader」に戻って、「①貼り付け&分析」ボタンをクリックします。
「WinX YouTube Downloader」を起動する前に、何かしらの動画サイトを見ていた場合、その動画のURLをわざわざコピーしなくても「ビデオURL」に自動的に動画のURLが挿入される仕様になっています。
その場合は、②の「分析ボタン」をクリックすればOKです。
分析が終わると、ダウンロードできる解像度や動画フォーマットが一覧で表示されます。
お好みの動画フォーマット&解像度の動画にチェックを付けて「OK」ボタンをクリックします。
動画の「保存先」を選択し、「ダウンロード」ボタンをクリックすれば、
動画をパソコン内へ保存することができます。
保存先にOneDriveを活用する
保存先を最初からOneDriveにしてもいいですし、一旦自分の分かりやすいところに保存してからOneDriveに移動してもいいのですが、「Office365」を契約しているなら、OneDriveは活用しましょう。
先程の自転車の動画も、2分弱の動画ですが、高い解像度を選択すると
ファイルサイズが重くなる場合もあります。
※3840×2160の高解像度mp4ファイルで264MBもあります!
情報を共有する意味でも、1TBもの保存容量を使えるOneDriveにどんどん放り込んでいきましょう。