クラウドでのデータ保存が当たり前となった今の時代、
ローカルパソコンとクラウドの間では、本来やり取りされるファイルとは別に、「一時ファイル」や「ログファイル」など、いらないファイルもどんどんと溜まっていくようになりました。
クラウドストレージの使い方もそうです。
「Office365」を使っていても、やはりOneDriveだけでは物足りず、
GoogleドライブやDropBoxなども平行して使っているという方もいるかもしれませんね。
ローカルストレージのクリーンアップは今や色々な設定ができるようになっています。
「Windows10 Fall Creators Update」では、パソコンのローカルストレージの節約を簡単な設定で行うことができるようになっているのです。
ここでは、強化されたストレージセンサーの設定方法を見ていきたいと思います。
ストレージセンサーの内容とは
「Widnwos」ボタンを右クリックして、「システム」をクリックします。
一覧から「ストレージ」をクリックし、右側ペインに「ストレージセンサー」があることを確認します。
ストレージセンサーがない場合は、WindowsOSのバージョンを確認してください。
「ストレージセンサー」をオンにして、「空き領域を増やす方法を変更する」をクリックします。
中段にある「一時ファイル」の3つの設定はチェックを付けておくとよいでしょう。
マイアプリの一時ファイルは、Windowsではおなじみの
「Tempフォルダ」の中に溜まっていくアプリが一時的にデータを置いたりするあのフォルダのことですね。
普通にパソコンを使っている場合は、特に見ることのないフォルダです。
通常は隠しフォルダなので、設定を変えない限り見ることはありません(笑)
Cドライブを右クリックして「ディスクのクリーンアップ」という操作をやったことのある方もいるでしょう。
このクリーンアップでも一時ファイルを削除してくれるのですが、
これを「ストレージセンサー」は、自動でやってくれるということになるわけですね。
「ダウンロードフォルダ」は、各ブラウザのデフォルトのダウンロード先フォルダとして指定されるフォルダのことです。
しかし、ユーザーがダウンロードの保存先を変えている場合は、この「ストレージセンサー」での設定はあまり意味がないかもしれません。
とりあえず、一番下にある「今すぐクリーンアップ」を実行すると、1.66GBも空いたそうです。
不要なファイルはすぐに溜まっていきますから、特にオンラインストレージを多用している方は、
「ストレージセンサー」をオンにしておくといいかもしれません。