当サイトでも「ChatWork」や「Slack」などのビジネスチャットについて、実際の現場でどのように利用したらよいかという詳細を紹介してきました。
※詳細は左サイドバーの「slack」や「チャットワーク」といったカテゴリーをご覧ください
それ以外にも、LINEグループなど人気のチャットアプリが群雄割拠する中、
これまで有償版のみ提供してきたあの「マイクロソフト」の「Teams」にもとうとう機能を限定した「無償版」が登場となりました。
マイクロソフトアカウントを持っていれば、機能限定ですが無償で利用することができます。
メンバーの追加
以下、Windows10搭載のパソコンでの画面となります
「Teams」のトップページから「ユーザーを追加」をクリックすると、いつでもユーザーを追加することができます。
メンバーに追加したい「マイクロソフトアカウント」を入力して「追加」をクリックします。
チャットを開始する
チャットを開始するには、左サイドバーの「チャット」をクリックして、「新しいチャット」をクリックします。
メンバーを指定すると、その相手とのチャットを開始することができます。
現時点では、チャット内のメッセージを削除することはできますが、
チャット自体を削除することができないようになっています。
チームの管理
左サイドバーの「チーム」をクリックすると、管理されているチームの一覧を確認することができます。
チームに所属できるユーザーは、無料版で「最大300ユーザー」となります。
チームに参加しているユーザーが、そのチーム内にそれぞれ目的となる「チャンネル」を作成していきます。
作成されたチャンネルは、「slack」で言うところの「パブリック」となり、チーム内のメンバーであれば誰でもどのチャンネルでも参照することができます。
一方、個人的なやり取りを行う場合は、「チャット」を使う、ということになります。
Office製品やクラウドストレージとの連携
「Teams」では、無料版で「1人2GBまで」、「共有ストレージ10GB」のファイルストレージが提供されます。
左サイドバーの「ファイル」をクリックすると、「OneDrive」が利用できます。
この「OneDrive」はチームに割り当てられた共有ストレージです。
メンバー内で共有したいファイルをここにアップロードして利用することができます。
「Teams」内では、「OneNote」によるノート共有も行うことができます。
使い慣れた「OneNote」を同じチーム内で共有することによって、「Teams」での一元管理を行うことができるようになるのです。
総括
マイクロソフト製品を使ってみると、どうしても
「Office製品とのスムーズな連携」
という長所が前面に押し出されますが、
「チャットツール」という点では、個人的には「Slack」の方が使いやすい、と思っています。
というのも、「Teams」の場合、やはり
「Office365」のビジネスアカウント(for Business Premium)を契約して使う事が前提の作りとなっていて、
無料版はあくまでも「お試し」感覚でしか利用できないような気がするんですね。
一方、「Slack」や「ChatWork」などは、
「有料版より機能は落ちるけれども、無料版でも使いやすい」
という感覚で利用できます。
本格的に使用するならやはり有料版をお薦めします。
現在、「Office365 for Business」を契約しているなら、月額「1ユーザー500円増」で「Office365 for BusinessPremium」に切り替えることにより、「Teams」のすべての機能を使うことができるようになります。
Officeの年間ライセンスを契約していない場合は、まだ色々と考える余地がありそうです。
「チャットツール」を使うならどのツールを使うか
をまず検討してみてください。
グループの規模的に、「無料版でも十分かもしれない」
と言う場合は、まずは「Slack」や「ChatWork」を利用してみてはいかがでしょうか。