Office製品で定型文書をすばやく仕上げるために
「Officeテンプレート」
を使った経験のある方は多いでしょう。
WordやExcel、PowerPointなど豊富に揃っているテンプレートを使えば、
作成したい文書も簡単に完成させられます。
OneNoteにもたくさんのテンプレートが用意されているのですが、
今後マイクロソフトがアップデート対象としている「OneNote for Windows10」アプリと
互換性のために存在していく「OneNote2016」などの「デスクトップ版OneNote」では、テンプレートの適用方法に違いがあります。
以前、当サイトでもOneNoteで「デジタル手帳」テンプレートからセクションやノートを作成する手順を紹介していました。
↑で紹介しているOneNoteは、「デスクトップ版OneNote」でした。
今回、「OneNote for Windows10」(以降、OneNote)でOfficeテンプレートを適用する手順について見ていきたいと思います。
なお、操作はWindowsパソコンで行っています。
圧縮ファイルからのインストール
Officeテンプレートから「2019年度デジタル手帳(月間・週間)(タッチ対応)」をダウンロードします。
解凍してみると4つのファイルが存在しています。
すべて拡張子が「.one」というファイルになっています。
この中から「このノートの使い方.one」を開いてみます。
OneNoteにインポートするノートブックに、「クイックノート」というセクションがない場合に、上のようにメッセージボックスが表示されます。
リストに表示されているノートブックに「クイックノート」を作成しても良ければ、このまま「OK」ボタンをクリックします。
「クイックノート」セクションに「このノートの使い方」ページがインポートされます。
同じように、拡張子が「.one」の
「2019週間」、「2019月間」、「メモ」の3ファイルは、OneNoteにインポートできます。
拡張子がonepkgファイルの場合
テンプレートによっては、ファイルの拡張子が「.onepkg」(OneNoteパッケージ)となるファイルがダウンロードされる場合があります。
このファイルは、「OneNote」にインポートできません。
デスクトップ版の「OneNote2016」などがまだパソコンに残っている場合は使用できますが
今後は、拡張子が「.one」のファイルで提供されているOfficeテンプレートを利用するようにしましょう。