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前回、「OneNote」からも「付箋(マイクロソフトStickeyNotes)」を起動して単体での利用ができる点と「付箋」アプリときちんとデータの同期がとれている点を確認しました。
今回は、iOS(iPadOS)やAndroidOSからは「付箋」が同じように起動できるのか、どのように使ったら良いのかを書いていきたいと思います。
iOSで使うOneNoteの付箋
Windowsパソコンで使う「OneNote」の付箋は、「OneNote」の画面からいつでも「付箋」が呼び出せて、その付箋は単独のウィンドウとしても機能できるのでした。
Windowsパソコンの画面。「OneNote」の作業ウィンドウ内に「付箋」ボタンがあり、それをクリックすると、別ウィンドウで「付箋」が起ちあがる。
ここで作成・入力されたデータは、本来の「マイクロソフトの付箋アプリ」ともデータが同期される。
それでは、iOSの「OneNote」では付箋をどのように扱えるのかを見ていきましょう。
画面は、「iPadOSのOneNote」を開き、「旅の記録」ノートブックを開いているところです。
「ホーム」タブのツール一覧で、一番右に「付箋」のアイコンがあります。
もし、「付箋」のアイコンが表示されていない場合は、右端までスクロールしてください。
※OneNoteのバージョンが古いと「付箋」が表示されない可能性があります。
「付箋」のアイコンをタップすると、右サイドバーとして付箋機能が表示されます。
同じマイクロソフトアカウントであれば、同期された付箋データを確認できます。
上の画面では、「横浜市」と書かれた内容の付箋が1枚作成されていますが、これは前回のWindowsパソコンで作成した付箋データになります。
今回のiPadOSで使う「OneNote」のアカウントと前回のWindowsパソコンで使った「OneNote」のアカウントが同じため、同じデータの付箋を操作できるというわけです。
「付箋」の中から任意の1つのデータをタップすると、編集画面となります。
Windowsで使う「付箋」とは違って、文字装飾はできませんが、画像の挿入はできるようになっています。
付箋の右上の「・・・」をタップすると、付箋の色や付箋データの共有、付箋の削除ができるようになっています。
「iPadOSのOneNote」で使う「付箋」は、特に単独の「付箋アプリ」などが用意されているわけではないので、「OneNote」からサイドメニューとして起動できるだけで、後はデータを追記・編集・削除といった操作を行うだけとなります。
ウィジェットにして、常にデスクトップに表示させるような設定もありません。
iPadで使う分には、とてもシンプルな形となるでしょう。
AndroidOSで使うOneNoteの付箋
では、次にAndroidOSで付箋をどのように使うのかを見ていきましょう
AndroidOSの「OneNote」を開くと、ページと付箋が一緒に表示されます。
さらに、WindowsやiOSと違って、「OneNote」に登録しているすべてのアカウントの付箋データが表示されます。
上の画面では、これまで見てきたアカウントで作った緑色の付箋の他に、黄色い色の付箋も表示されています。
この黄色い付箋は、別のアカウントで持っている付箋データとなります。
画面下の「︙」をタップすると、「付箋を作成する」と表示されます。
新しい付箋の画面が表示されます。
文字装飾や画像の挿入など、Windowsパソコンと同様の操作が可能となっています。
(まとめ)付箋のメイン利用はWindowsパソコンか
「付箋アプリ」にしろ「OneNoteで使う付箋」にしろ、データの追加や編集は、やはり「Windowsパソコン」で行う場面が多いですね。
というのも、作業に必要ですぐに見たいと思うデータしか付箋には保存していないからです。
Windowsの仮想デスクトップで切り替えてすぐに付箋を見られるのが便利なのであって、それ以外のデータ保存はすべて「OneNote」でいいわけですから。
そのため、「付箋に何かデータを追記するのもほとんどWindowsパソコンから」となり、自分としては正直、スマホやタブレットから付箋を閲覧する場面はほとんどありません。
ただ、これまで見てきたようにiOSの場合に多少の不便を感じるかもしれませんが、「付箋」へのデータ追加や編集は、どのOSでも問題なく同期を取れます。
皆さんの普段の作業環境で、「OneNote」と「付箋」をどのように使ったら良いのかを模索してみてください。
