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前回、WindowsOSで電子ペンを使わない場合の描画において、マウスで適当に描いた図形であっても、描画後に綺麗に整形してくれる機能が備わっている点について実際に確認してみました。
今回は、iPadOS搭載のiPadでApplePencil(以降、ペン)を使って同じように確認していきます。
図形の描画後に、自動的に綺麗に整形されるようにする設定、図形として認識できないもの、テキストペンの使い方についても合わせて一緒に見ていきましょう。
図形を描いてみる
まずは、ペンで実際に図形を描いてい見たいと思います。
↓下の動画をご覧ください。
〇を描いたのですが、緊張のせいかとても”かくかく”して、閉じ方も汚いです(笑)
WindowsOSの時と同じように、ペンを描き終わったところで少し止めてみたのですが、綺麗に整形してくれませんでした。
では、「描画」タブを開いて、ツールバーから以下のボタンをタップして選択してください。
タップすると選択状態となって、上のように色が付きます。
では、もう一度丸を描画してみましょう。
今度は「図形調整」ボタンが押された状態で、〇を描いてみました。
最後描き終わったところで少し待ってからペンを離すと、図形を自動で整形してくれました。
WindowsOSは、マウスで描画を終えたところで左ボタンを押したまま少し待ちましたが、ペンの場合描き終わってペンをそのままの状態でディスプレイに接着したまま少し待つと、自動で整形してくれます。
マウスで描画した時との違い
WindowsOSでマウスで描画した時には、色々な図形を整形してくれましたが、iPadOSでペンを使って描画した時は、図形として若干認識してくれないものがあります。
星
星型は、一筆で描いた星でも、WindowsOSは認識してくれたのですが、iPadOSでは自動で整形してくれません。
直線
直線もWindowsOSでは、まっすぐに引き直してくれたのですが、iPadOSでは整形されません。
テキストペンを使う
iPadOSの「OneNote」の描画には、「テキストペン」が付いています。
このペンの形式を選択すると、画面に描画した内容がそのままテキスト入力の文字として保存されます。
英語のABCを入力してみましたが、きちんと認識してくれています。
日本語も同様にきちんと認識していますね。
「こんにちは」と入力しましたが、時間的に「こんばんは」に書き換えたいとします。
「こんにちは」の部分をペンで横に修正の棒線を入れます。
テキストが選択された状態になるので、任意の場所に「こんばんは」と入力してみましょう。
文字がきちんと修正されました。
(まとめ)ペンを使った描画いろいろ
iPadでペンを使った図形の描画では、星や直線を図形として認識してくれないのは残念ですね。
「iPadの種類」や「デバイスの古い新しい」で、認識率が違うのかもしれませんがどうなんでしょうかね。
皆さんでも試してみてください。
なお、この図形を綺麗に整形してくれる機能は、「蛍光ペン」で描いた図形には反応しないので気をつけてくださいね。