製品版の「OneNote」をインストールすると、ノートに素早くアクセスするために、「ステータスバー」に常駐します。
ここでは、常駐アイコンからどのような操作ができるのかを見ていきたいと思います。
※画面は、「OneNote2016」になります。
常駐アイコンから何ができる?!
「OneNote」の常駐アイコンを右クリックすると、メニューが表示されます。
クイックノートにメモする
クイックノートとは、特にどのノートブックにも属さない本当にメモ書き程度を残すための専用ノートになります。
「新しいクイックノート」をクリックします。
ただの白い四角形の入力枠が、メモ帳のような形で開きます。
適当な文字を入力してみます。
右上の標準表示(矢印の向きが両方向に向いているマーク)をクリックすると、いつものOneNoteの画面に戻ります。
常駐アイコンから開く時は、すぐにメモができるように、余計なものは表示されなくなるのです。
もちろん、リボンも隠れているだけなので、このクイックノートにも「ノートシール」や「図形」、「表」などいつものパーツを挿入することもできます。
画面の領域の取り込み
今見ている画面をOneNoteに取り込むこともできます。
例えば、地図を見ている時は簡単にOneNoteに地図画像を取り込むことができます。
常駐アイコンを右クリックして、「画面の領域の取り込み」をクリックします。
「OneNoteの場所の選択」ウィンドウが表示されます。
ノートブックのどのセクションに挿入するかを選択することができます。
なお、「クリップボードにコピー」ボタンをクリックすると、取り込んだ領域がクリップボードにコピーされ、WordやExcelなどの画像を扱えるアプリケーションに貼り付けることができます。
クイックノートの特長
クイックノートは、セクションを追加することができません。
したがって、「クイックノート」という1つのセクションに、ページだけを追加していく形となります。
ノートブックとしてまとめていく・・というよりは、メモ帳をめくってメモを録るだけのような、「本当の単純なメモ書き」としての利用が想定されています。
ちなみに、「クイックノート」というセクション名も変更することができません。