さて、前回はテンプレートから「デジタル手帳」ノートブックを作成し、6月の月間スケジュールを作ってみました。
今回は、作成したスケジュールの詳細なメモを作成してみたいと思います。
ペンマーカーを使って手書き風にメモする
まず、1日からのシンガポール旅行についてメモを書いているよ、という感じをペンツールを使って記述してみましょう。
「描画」タブの「赤ペン(0.35mm)」をクリックして選択します。
カレンダーの中にマウスカーソルを戻すと、小さい点のような形に変わっていると思います。
子どもの字みたいになっていますが、1日の「シンガポールへ旅行」の文字に赤く〇で囲んでメモを書いていることを分かりやすくしてみました。
もちろん、やり方に決まりはありませんので、色やペンの太さを変えたり、違う文字を書いてみたりと自由に編集してみてください。
既存ノートをコピーする
一覧の「メモ」セクションを開きます。
「メモ」セクションには、「〇〇〇〇」というタイトルのノートが1つだけ存在しています。
メモノートは何枚も必要になる可能性があるので、先にコピーしていくつか作っておきます。
ノートのタイトルで右クリックして一覧から「コピー」を選択します。
ノート一覧の適当な場所で右クリックして、「貼り付け」をクリックします。
この処理を何度か繰り返します。
メモノートを作成する
月間スケジュールに記述した内容を補足するように、このメモノートを作成してみたいと思います。
ノートのタイトルを編集します。
後で検索しやすいように、「日付 内容」のように記述しておくと便利になると思います。
シンガポールの世界遺産である「シンガポール植物園」へと行くとします。
行き先を「ノートシール」で入力し、行く場所としてチェックを入れておきます。
シンガポール植物園の写真と地図を一緒に載せておくことにしましょう。
シンガポール植物園の写真が載っているWebページを開き、ブラウザ(写真はChrom)の「OneNote Webclipper」で、Web上で見つけた写真をクリップして、ノートに貼り付けます。
続いて、以前に周辺の地図を画像で保存しておいたとして、それをOneNoteに取り込んでみます。
「挿入」タブの「画像」を選択して、地図画像を取り込みます。
メモに、地図や現地の画像を取り込んでみました。
メモできる範囲を大きくする
このデジタル手帳のテンプレートは、メモノートの縦枠の範囲があまり大きくありません。
そこで、メモに使える範囲を少し広げてみたいと思います。
ノートの方眼紙がメモできる範囲となっています。
方眼紙の任意の場所で右クリックして、一覧から「画像を背景に設定」をクリックしてチェックをはずします。
背景画像として設定されていた方眼紙がただの画像となり、画像の角に赤丸で囲ったようなサイズ変更の□が表示されるようになりました。
これをマウスでドラッグして、サイズを大きくすることができます。
サイズを大きくしたら、再度、方眼紙の上で右クリックして、一覧の「画像を背景に設定」をクリックしてチェックを付けた状態にしましょう。
※ただし、この方法は画像を無理やり引っ張って領域を広げるので、方眼紙の画像が少し粗くなります。気になる方は、背景に設定する方眼紙画像そのものを最初から大きいサイズの画像に変更した方がいいかもしれません。
スマホで確認してみる
それでは、作成したメモをスマホで確認してみます。
パソコンで作成したノートが、同じようにスマホでも確認できました。
総括
OneNoteの使い方を覚えるなら、やはり自分で色々と操作をしてみると分かってくることもあります。
その場合には、マイクロソフトが用意している数多くのテンプレートを選んで、それを編集してみてください。
今回の「デジタル手帳」も、これまでに説明してきた内容の復習にもなっていると思います。
なお、OneNoteのテンプレートは他にも色々用意されているので、
「これはっ!」
と思うものを見つけては、たくさん練習してみるといいと思いますよ。