YouTubeで見た動画のアドレスを「OneNote」に保存しておきたい時には、「YouTube」の共有を使います。
今回は、「iPad Pro(以下、iPad)」で気に入った動画のURLを「OneNote」へ保存し、最終的にその動画URLを開いて「YouTube」で確認できるかどうかを見ていきたいと思います。
「YouTube」でそのページアドレスを「OneNote」に保存しておきたい場合には、動画の共有を使います。
「OneNote」への共有を利用するには、iPadに「OneNote」がインストールされている必要があります。
「OneNote」がインストールされていると、共有先から「その他」を選択した際に上のように「OneNote」が表示されます。
「場所」をタップすると、「OneNote」に保存するノートブックとその中のセクションを選択できます。
「YouTube」で共有するこの場面では、「OneNote」にノートブックやセクションを新たに作成できません。
既存のノートブック以外にYouTubeのアドレスを保存したい場合は、事前に「OneNote」を開いてノートブックを新規作成しておく必要があります。
Split Viewで両方のアプリを起動する
「iPad OS13以降」を搭載したiPadでは、「Split View」や「Slide Over」が強化されました。
今回のように、「YouTube」のアドレスを「OneNote」に保存したら、「Split View」で両方のアプリを同じ画面に表示させてみましょう。
「OneNote」のアドレスを開くと、隣の「YouTube」の画面ですぐに動画の内容を確認できるので作業がスムーズに進みます。
「OneNote」と「YouTube」を「Split View」で開きます。
保存したアドレスをタップすると、メニューが表示されますので、「開く」をタップします。
「YouTube」の画面が開いたアドレスのページに切り替わりました。
Split Viewで開いたYouTubeをPIPで開く
「Split View」で「OneNote」と「YouTube」を並べて表示した状態で、
YouTubeの動画を「PIP(ピクチャ・イン・ピクチャ)」で小さくさせる方法も見ておきましょう。
現在再生されている動画を下方向にスワイプします。
最下部に表示され、「ピクチャ・イン・ピクチャ」での再生となっています。
さらに、「ピクチャ・イン・ピクチャ」を閉じるには、右側の「?」をタップします。
画面最下部の「ピクチャ・イン・ピクチャ」での再生動画もなくなり、
「YouTube」のトップ画面を開いた状態と同じになりました。
総括
iPadには、初期状態で「OneNote」だけでなく「YouTube」アプリが入っていない可能性もあります。
その場合は、「OneNote」で動画アドレスを開くとブラウザが起動しブラウザ内で「YouTube」の動画が再生されます。
もちろん、ビジネスにもプライベートにも「YouTube」の利用頻度は高いでしょうから、iPadにアプリをインストールしておいた方がいいと思います。
今回のように、「OneNote」で何らかの情報をまとめている時に、動画のURLも合わせて保存したい場面は多々ありますし、お気に入りの動画集をまとめるといった方法もあるでしょう。
iPadでは、「OneNote」と「YouTube」を「Split View」で並べて表示できますから、この連携をうまく使えれば、”「OneNote」を使って動画情報を組み込んだレポートを作成する”と言った作業なども短時間で済ませられると思います。
是非、情報整理の1つとして試してみてください。