Windowsで使えるマイクロソフト発の付箋アプリである「Sticky Notes」は、現在iPad(iOS13.3もしくはiPadOS13.3)でも利用できるようになっています。
以前に、Windowsパソコンで作成した「Sticky Notes」をAndroid端末でも共有する方法を記載していました。
今回は、同じ「Sticky Notes」の内容をiPad上でも共有する方法を見ていきたいと思います。
iPadのOneNoteだと「Sticky Notes」はどこにある?
今回紹介するiPadの画面は、OSが本記事執筆時点で最新の
「iPadOS13.3」
となります。
それ以前で少し古いバージョンの場合、以下で説明する同じ箇所に「Sticky Notes」が表示されない場合もあります。OSのアップデートができる環境であれば、最新のバージョンにアップデートしてみてください。
iPadでOneNoteを開いて、「ホーム」タブのツールバーを確認すると右端に
「付箋紙アイコン」
が表示されています。
これをタップしてみましょう。
右サイドに現在まで作成している付箋紙の一覧が表示されます。
付箋紙一覧の右下にある「+」をタップすると、新しい付箋紙を作成できます。
文字を入力し終わって、付箋紙を色分けしたい場合には、「・・・」をタップします。
作成した付箋紙の色を選択する、
クラウドストレージに作成したメモを保存して他のユーザーとメモを共有する
などの処理ができます。
また、いらなくなった付箋紙もここから削除できます。
OneNoteのノートにできて「Sticky Notes」のメモにできないものとは
「OneNote」で管理しているノートには、手書きでのメモを保存できます。
しかし、「Sticky Notes」には手書きのメモを残せません。
上の画面は、「Apple Pencil」で「OneNote」のノート上に手書きのメモを書いてみたところです。
その流れで、右サイドに表示した「Sticky Notes」にもペンを走らせたのですが、
やはりここには、手書き文字を保存する仕様にはなっていません。
総括
Windowsパソコンの「Sticky Notes」で保存したメモを
AndroidのスマホでもiPhoneでもさらには、iPadのタブレットでも確認できるようになりました。
やはり「Sticky Notes」の使い方としては、
・Windowsパソコンでは、仮想デスクトップ機能を使い「Sticky Notes」専用のデスクトップを作成し管理する
・外出先でのメモは、Android端末のOneNoteで確認する
・iPadでの作業中にも、OneNoteでいつでもメモの作成・編集・管理ができる
という流れになるでしょうか。
ただ、現在のOneNoteのバージョン(16.0.12228.20292)では
Androidを搭載したタブレット端末で「Sticky Notes」を使えないのが残念なところですね。
ただ自分のAndroidタブレットの利用環境としては、
仕事での使用というより
プライベートで動画を見たり編集したりなどの利用のほうが断然多いので
それほど不便は感じてはいません。
Androidタブレットを仕事でもバリバリ使っている方には、
今後の対応で、Androidスマホと同様に「Sticky Notes」が使えるようになってくれると期待したいですね。