「OneNote2016」で、まず作成するのは、「ノートブック」となります。
製品版のOneNoteは、保存場所として以下があります。
- 利用しているデバイスでログインした全アカウントのOneDrive
- ローカルストレージ
一方、無料版のOneNoteは、利用しているデバイスでログインした全アカウントのOneDriveにしか保存ができません。
ノートブックの保存場所
「OneNote2016」を起動します。
上で書いたようなすべての保存場所から、開いたことのある「ノートブック」を表示します。
しかし、ノートブックがまったくない状態だとこうなります。
リボンの「ファイル」タブから「開く」をクリックすると、やはり最近開いたノートブックは全くありませんね。
それでは、1冊ノートブックを作ってみます。
「ファイル」タブをクリックし、「新規」をクリックします。
「Office365 Business」のOneDrive上に新規ノートブックを作成することにするので、「OndDrive」をクリックし、右側ペインの「参照」をクリックします。
保存場所は、OneDriveとなっているので変更せずに、ファイル名を付けて「作成」ボタンをクリックします。
「B社開発資料」という名前のノートブックができ、情報を整理する準備ができました。
OneDriveフォルダを見てみる
「B社開発資料」は、OneDrive上に作成しました。
それでは、OneDriveフォルダを確認してみましょう。
「B社開発資料」というファイルが作成されているのが分かります。
さて、もしこの「B社開発資料」というノートブックが、”もういらない”となった時に、
どうやって削除すればいいのでしょうか。
ノートブックを削除する
結論から言うと、先程見たOneDriveフォルダのファイルは、
「保存したノートブックの実ファイルではありません」。
したがって、そのファイルを削除しても
OneNoteの画面からノートブックは削除されないのです。
↓OneDriveフォルダ内のファイルを削除すると表示されるメッセージ。「Webから復元できる」がミソかも・・
そのために、ノートブックを削除する場合は、OneDriveのWeb画面へと接続するようにします。
「Office365」の管理画面からWebでOneDriveの画面へ接続します。
※OneDriveの個人アカウントの場合はMSNのホームページからログインしてください
「OneNoteアイコン」の「B社開発資料」というファイルがあります。
これが、OneNoteのノートブックをOneDriveに保存した場合の実ファイルになります。
それでは、このファイルを削除してみましょう。
ファイルを選択したら、「削除」をクリックします。
OneNoteを開くと、「B社開発資料」の横に赤い×が表示されています。
これは、実ファイルが削除されたなどで見つからないために、
「データの同期がとれません」
というエラーメッセージになります。
「B社開発資料」を右クリックすると表示されるメニューから、
「このノートブックを閉じる」
をクリックしましょう。
「ファイル」タブから、「情報」や「開く」を選ぶと、まだ履歴として「B社開発資料」が残っていたりします。
これを開くと、次のようにエラーメッセージが表示されます。
「ファイル」タブをクリックして表示される画面には、もう削除してしまったノートブックのデータもこれまでの履歴として残っている場合もあります。
しかし、実ファイルを削除してしまったOneNoteのノートブックは開くことができません。
履歴はしばらく残る可能性もありますが、気になるようだったら「一覧から削除」をクリックして、履歴の一覧から消去するようにしてください。