「部屋とYシャツとホニャララ」
みたいなタイトルになってしまいましたが、OneNoteは
・ノートブック
・セクション
・ページ
というこの3つで構成されています。
EverNoteと比較する
まずは、OneNoteの画面を見てみましょう。
上の図は、「B社開発資料」というノートブックを開いたところを表示しています。
このノートブックには、以下の3つのセクションがあります。
- 打合せ資料
- 直近でやること
- 現場偵察資料
セクションごとに内容をまとめていき、各セクションにそれぞれ内容の違うページを作成していくことになります。
「打合せ資料」セクションには、3つの「ページ」が作成されていて、
「4月1日」ページには、色々なメモが記されています。
このページ内で使われている機能だけでもざっと羅列すると以下のようになります。
- テキストの入力
- ノートシール
- 各種ペンによる手書き
- ファイル添付
- リンク挿入
- WebClipper
ノートにメモを取るツールは、多種多様です。
今後の「OneNoteへGo」でたくさん紹介していきます。
では、EverNoteを開いてみましょう。
「B社開発資料」というノートブックの中に、3つのノートがあり、「4月1日」ノートにメモが記載されています。
だいたいOneNoteと同じですが、この形だと「セクション」が見つからないですね。
それでは、EverNoteの形を少し変えてみましょう。
EverNoteには、「スタック」というものがあります。
これは、ごちゃごちゃになった「ノートブック」を一つのまとまりに整理してくれるものです。
これがOneNoteで言うところのいわゆる「ノートブック」の役割をしています。
同じように見ていくと、EverNoteのノートブックが、OneNoteの「セクション」にあたり、
同じくノートが、「ページ」にあたることが分かります。
EverNoteのタグはどこに??
EverNoteの「タグ」と同じ機能は、今のところOneNoteにはありません。
タグを使うことで、スタックやノートブックとは違うグループ分けができて、大変便利だったのですが、OneNoteでは検索を上手に使うしかないでしょう。
検索ウィンドウで、検索範囲に「すべてのノートブック」で目的の単語を検索すれば、とりあえず横断的にノートの情報を拾うことができます。
OneNoteの方が優れている点とは
逆に上の「4月1日」ノートで使った機能だけで、OneNoteの方がEverNoteより優れている点は以下のようになります。
- 好きなところから記述できる
- マーカーやペンなどの手書きも通常のテキストなどと一緒に記憶できる
- ノートシールが豊富
OneNoteは、ページ内の自分の好きな位置にメモを記述することができます。
対して、EverNoteは、ノートの種類を「インクノート」にしなければ好きな位置に記述ができません。
そして、この「インクノート」でなければ、手書きによるデータを保存できません。
通常の「テキストノート」に手書き文字を同時に保存することができないのです。
また、視覚的にメモを見やすくするノートシールも種類が豊富です。
好きな位置に配置できるので、自由度が高く凝ったメモを作成できるのが特徴になります。