「OneNote」には、Webページの情報を簡単にOneNoteに取り込むことができる「Web Clipper」というツールがあります。
「Microsoft Edge」、「FireFox」、「Chrom」など主要なブラウザのアドオン機能として提供されているのです。
ここでは、「Microsoft Edge」での動作を見てみることにしましょう。
Microsoft EdgeでWeb Clipperを使う準備をする
OneNoteの該当ページへと移動し、「WebClipper」アドオンをインストールします。
Windowsストアへとページが移動しますので、「入手」をクリックします。
メッセージが表示されますが、「有効にする」をクリックします。
アカウントのサインインと領域のクリップ
「Office365 Business」など法人やアカデミック製品は、「職場または学校アカウントでサインイン」をクリックし、ログインします。
「OneDrive」に、大量のファイル(容量ではなく数)が保存されていると、「WebClipper」がページをクリップする際にエラーが発生する可能性があります。
特に、会社や学校ライセンスで、「OneDrive」の容量を多く使える方は、注意が必要です。
うまくクリップできない場合は、個人アカウントを新たに作成して、個人アカウントで試してみることをお薦めします。
今回は、地図のデータを保存してみたいと思います。
ブラウザのツールバーに表示されている「Clipper」ボタンをクリックすると、クリップするパターンを選ぶウィンドウが表示されます。
ここでは、地図の領域を指定したいので、「領域」をクリックします。
ノートブックは「B社開発資料」に保存します。
設定ができたら「クリップ」ボタンをクリックすると、指定した領域の地図がOneNoteのノートブックに保存されます。
正常にクリップできると、このようなメッセージが表示されます。
設定した「B社開発資料」に保存されたことが確認できました。
どのブラウザでも基本的な動作や使い方は一緒です。
クリップできるデータは、他にも
・ページ全体(画面に表示されているすべてが保存される)
・記事(ページの写真と記事と出典元が保存される―記事はそのまま読める)
・ブックマーク(写真がサムネイルになり、保存したページへのリンクだけが保存される)
があります。