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WordPressデータの移行はこれでOK!コアサーバーへのデータ移行マニュアル

自社(個人)でサイトを運用していて、サイトのデータをアップしている先のWebサーバーやデータベースサーバーを月額利用している、つまりレンタルサーバーを使っている場合、契約しているレンタルサーバー事業者を途中で新しく切り替えようと思う場面は中々少ないかもしれません。

特に、現状である程度の満足度があれば、他のレンタルサーバー事業者と金額や性能を比較して現在使っているサーバーが多少劣っていたとしても、DNSの設定やデーターの移行などの手間を考えた場合、現状維持を選択した方が無難である可能性も高いでしょう。

さて、今では、コーポレート系サイトやちょっとしたショップサイト、Webメディアなどの大規模サイトも「Wordpress」を使って構築されているものが多くなりました。

もちろん、「Wordpress」で作成されているサイトもその元である画像や文章などのデータを新しいサーバーへ移行するのであれば、一手間、二手間必要となります。

「Wordpress」の場合は、Wordpressを動かすために必要なファイルやデータベースに蓄積されたデータを移動できれば、サーバー間の切り替えはある程度スムーズに行えます。

また、プラグインが豊富に用意されている「Wordpress」の場合、サーバーの移行を簡単に行うための専用プラグインもあるのですが、今回は以下のような環境で、移行に必要な設定変更などをすべて手動で行ってみたいと思います。

移行先サーバー:コアサーバー
ドメインのレジストラ:お名前ドットコム
※旧サーバーの「Wordpress」で利用していたMySQLデータベースは「phpMyAdmin」を利用でき、データをエクスポートできるものとします。

移行先サーバーはコアサーバーを使ってみます。



操作の流れとしては以下のようになります。

  • 旧サーバーのデータベースのエクスポート
  • DNSの設定変更
  • コアサーバーにサイト設定を新規作成
  • コアサーバーにデータベースを新規作成
  • コアサーバーにデータベースのデータをインポート
  • コアサーバーの「サーバー間コピー」を利用してWordpressデータをコピー
  • コアサーバーの「wp-config.php」を新サーバー用に編集する

それでは、順番に見ていきましょう。

旧サーバーのデータベースのエクスポート

旧サーバーで「Wordpress」を使用している場合、MySQLデータベースに投稿データや設定データが貯まっています。
これらのデータを一旦外部ファイルへエクスポートしておきます。

旧サーバーの「phpMyAdmin」でログインし、移行したい「Wordpress」のサイトで使っているテーブルが存在しているのを確認します。

画面上部の「エクスポート」をクリックします。

もし、移行したい「Wordpress」のテーブル以外にもテーブルが作成されているなら、「エクスポート方法」で「詳細」を選んで、エクスポートするテーブルを選択できます。

テーブルを選択出来たら、一番下の「実行」をクリックします。
「sql」という拡張子のファイルが作成されます。

DNSの設定変更

次に、当サイトで公開管理しているドメイン「officeonemanage.xyz」をコアサーバーで使うためにコアサーバーで「ドメイン設定の新規作成」を行います。

ただし、「コアサーバー」の場合、ドメインの登録事業者が「バリュードメイン」以外であれば、まず先にDNS設定を「コアサーバー」に向くように「バリュードメイン」で設定を変更しなければなりません。
「コアサーバー」を使っている場合、事前に「バリュードメイン」でユーザー登録しているので、以降、そのユーザー情報を使って「バリュードメイン」のコンパネへとアクセスして設定していきます。

他社ドメイン登録事業者のネームサーバーを変更

「コアサーバー」に移管したい「officeonemanage.xyz」のドメイン登録事業者は、「お名前.com」となります。
そのため、まず「バリュードメイン」のコンパネで「ネームサーバー」を設定します。
その他のドメイン登録事業者を使っている方は、各管理画面で設定を変更してください

左サイドの「無料ネームサーバー」から「他社登録しているドメインを登録」をクリックします。

「他社で登録しているドメイン」を入力します。
当サイトの場合、「お名前.com」で管理している「officeonemanage.xyz」に対して、DNS設定を行います。
「officeonemanage.xyz」のドメイン部分は皆さんが持っているドメインを入力します。

入力ができたら「登録」ボタンをクリックします。

上のような画面になるので、「DNS情報を変更する」をクリックします。

サーバーのDNSを設定します。
当サイトでは、「コアサーバー」を使っているので、サーバーの一覧から自分が契約している「コアサーバーのサーバー番号」を選択します。

サーバー番号を選択すると、上のようにDNS情報が登録されます。
「保存」をクリックします。

他社ドメイン登録事業者のサイトでDNS情報を変更

「バリュードメイン」での設定が終わったら、次に他社ドメイン登録事業者のサイトでDNS情報を変更します。
当サイトの場合は、「お名前.com」になりますが、皆さんはご自分の環境で設定を変更してください。

「お名前.com」のDNS設定画面で、「ネームサーバーの変更」を選択します。

DNSを上のように、プライマリとセカンダリで5つ入力します。
入力できたら、「確認」をクリックします。

DNSは設定が反映されるまで時間が掛かる場合があります。
今後の作業を終えても設定が変わらない場合は、しばらく待ってから確認してみてください。

ドメイン設定の新規作成

「バリュードメイン」でDNSを設定し、ドメイン登録事業者でDNSを変更したら、次に「コアサーバー」の管理画面へと戻ります。

「コアサーバー」では「ドメイン設定」を新規作成します。
ログイン後の管理画面の左サイドで「ドメイン設定」をクリックし、「ドメイン設定の新規作成」をクリックします。

ドメイン名を入力し、「ドメイン設定を新規作成する」をクリックします。

上のように表示されれば設定完了です。

サイト設定の新規作成

同じように、「コアサーバー」で「サイト設定の新規作成」を行います。
管理画面の左サイドから「サイト設定」をクリックし、「サイト設定の新規作成」をクリックします。

「ドメイン名」は、プルダウンをクリックすると「ドメイン設定」の一覧に登録されているドメインが表示されます。
先程までに「officeonemanage.xyz」を1件登録したので、それがリストに表示されているところです。

このドメインを選択します。

SSLを使う場合は、このタイミングで選択します。

移行前のサーバーにおいて、今回移管するドメインでWordpressサイトを運用していた場合は、PHPのバージョンを合わせます。
「officeonemanage.xyz」については、移行前のサーバーで「PHP7.3」を使っていたので、今回の「コアサーバー」でも「PHP7.3」を使うように選択します。

「サイト設定を新規設定する」をクリックして設定を完了します。

上のように表示されれば、「コアサーバー」で「officeonemanage.xyz」ドメインの割り当たったサイトを作成できるようになりました。

データベースの新規作成

ドメインとサイトの設定ができたところで、旧サーバーのデータベースサーバーからバックアップしたデータを「コアサーバー」に移動するために、「コアサーバー」でデータベースを新しく作成します。

管理画面の左サイドで、「データベース」をクリックし、「MySQL」が選択されている(オレンジ色の背景色になっている)のを確認し、メインエリアの「データベースの新規作成」をクリックします。

データベースサーバー内に新たに「データベース」が1つ作成されます。
「データベース名」、「データベースに接続するためのパスワード」、「文字コード」を設定して、「データベースを新規作成する」をクリックします。

「MySQL」データベース内に、新たに1つデータベースを作成しました。

さて、それでは今回新たに作成したデータベースに、本記事の最初の方でバックアップしたsqlデータをインポートしていきましょう。

データベースのデータをインポート

事前にバックアップしておいた「.sql」ファイルを「コアサーバー」のMySQLにインポートします。
そのためには、「phpMyAdmin」を利用したいところです。

「コアサーバー」にも、データベースの管理ツールである「phpMyAdmin」をブラウザベースで使えるようになっています。

データベース一覧を表示し、先程作成したデータベース名の右側の「鍵マーク」にマウスを合わせると、「phpMyAdmin」のIDとパスワードが表示されます。

それでは、この「鍵マーク」を実際にクリックしてみます。

「phpMyAdmin」に接続する最初だけこのようにユーザー名とパスワードを求められます。
ここに、先程確認したユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

次に、「phpMyAdmin」のログイン画面となります。

「phpMyAdmin」のログイン情報は、「コアサーバー」の管理画面のデータベース一覧でデータベースをクリックした時に、次のような詳細画面で確認できます。

ここで「DBユーザー名」と「パスワード」を確認できるので、「phpMyAdmin」のログイン画面で入力します。

本記事の先頭に出てきた「phpMyAdmin」は移行前のサーバーの画面でしたが、こちらの「phpMyAdmin」は移行する「コアサーバー」側のMySQLサーバーの中身を表示している画面となります。

「インポート」をクリックすると、バックアップしている「.sqlファイル」を読み込む画面になります。

事前に左サイドでインポートするデータベースをクリックして選択しておきます。
インポートするファイルを選択して、実行ボタンをクリックします。

「インポートは正常に終了しました。」と表示されていれば、データベースに保存されていたデータの移行は完了です。

コアサーバーの「サーバー間コピー」を使ってみる

データベースのデータが移行されれば、次はサーバーに保存されたWordpressのデータやファイルなどを移行していきます。
この場合、FTP経由で移行前のサーバーにあるファイルを一度自分のパソコンにダウンロードして、移行先のサーバーにFTP経由でアップロードするという方法があります。

しかし、移行先が「コアサーバー」の場合、「サーバー間コピー」を使ってデータの移行ができるので、今回はこれを使ってみたいと思います。

左サイドの「サイト設定」から「サーバー間コピー」をクリックして、「サーバー間コピーの新規作成」をクリックします。

「サーバー間コピー」に任意で名前を付けます。
先に、「移行先サーバーの情報」を入力します。
データーを移行したい「コアサーバー」の場所として、「ローカルディレクトリ」を設定します。
さらに「転送方式」を設定します。

続いて、「リモート」欄に、移行前のサーバーの情報を入力します。
FTPアカウント情報と、移行前サーバーのデータを置いているフォルダパスを指定します。

すべて入力できたら、「サーバー間コピーを新規作成する」をクリックします。

一覧に作成した「サーバー間コピー」が表示されています。
すぐに実行していい場合は、「実行」ボタンをクリックすると、バックグラウンドでデータのコピーが始まります。

「wp-config.php」の編集

さて、Wordpressデータのコピーが完了したら、最後に「wp-config.php」のデータベース情報を「コアサーバー」用に修正します。

FTP接続で、「コアサーバー」に移行したファイル一覧を確認します。
データを移行したフォルダの直下に、「wp-config.php」がありますので、これをメモ帳などで開きます。

接続するデータベース情報が変更となります。
「コアサーバー」で使用するデータベース情報を入力していきます。

「コアサーバー」の場合、ホスト名(サーバー名)は「localhost」となります。

接続確認

さて、それでは実際に接続してみましょう。

当サイトの場合、「officeonemanage.xyz」で接続します。

接続して見ると・・・特に今までと変わりなくページが表示されます。

それもそのはずで、Wordpressを使うのに必要なファイルや画像データ、そしてデータベースに格納している投稿に関するデータなどの置き場が「コアサーバー」に変わっただけで、ページの中身が変わったわけではありません。

つまり、正常に今までと同じページが表示されれば、移行は問題なく完了したわけですね。

ここでは、接続できなかった場合に見直してみるべき点を記載してみたいと思います。

ページを表示できません

変更したDNS情報が反映されていない場合は、少し時間を置いてから改めて接続してみます。
Wordpressで使うデータが「コアサーバー」に移行できていない場合は、ページを表示できないメッセージが表示されるかもしれません。

データベース接続確立エラー

「データベース接続確率エラー」と表示される場合は、「wp-config.php」のデータベース接続情報の記載にミスがある可能性があります。

移行前のサーバーの情報が残っていないかを確認してみましょう。

表示できないページがある

とりあえずページは表示されるようだが、別のページに遷移したり、リンクなどを開いたりするとエラーが表示されるページがある場合は、データ移行でデータのコピーが完璧ではなかったり、データベースのインポート・エクスポートできちんとデータが移行できていない可能性があります。

「コアサーバー」の「サーバー間コピー」が上手く完了していなければ、一度全部削除してからFTP経由など手動でデータをコピーしてみるのもありでしょう。
データベースに関しても、インポートしたテーブルもしくはデータベースそのものを削除して、もう一度データのインポートをやり直してみる価値もありそうです。

総括

さて、これまで使ってきたレンタルサーバーから、「コアサーバー」に順番にデータを移行して、サーバーが新しくなってもページがきちんと表示されるかを確認するところまで行ってみました。

WordPressの場合、サーバーを新しくした際に、データ移行を行うプラグインも出ているのですが、自分ですべて操作してみると、Wordpressがどのように構築されているのかなど確認できるようになります。

プラグインを使っても、手動で行っても、一回ではうまくデータ移行が完了しない場合もあるでしょう。

そんな時は、もちろん切り分けも必要ですが、最悪は旧サーバーにデータが残っているのを確認できるのであれば、「コアサーバー」のデータを一度すべて削除してから、改めてデータ移行を行うのもありだと思います。

今回は、「コアサーバー」に移行する前提での説明でしたが、他のレンタルサーバーを契約する場合もWordpressで構築されたサイトであれば、移行方法はそれほど変わらないでしょう。

データの置き場であるレンタルサーバーを切り替えるタイミングはそれほどないとは思いますが、
現在Wordpressでサイトを作成していて、サーバーそのものを替えようかな、と思っている方は参考にしてみてください。

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