iPadの「カメラ」アプリなどで動画を撮った場合、同じくiPadの「写真」アプリですぐに確認できます。
しかし、Windowsパソコンのような他の端末に保存している動画をiPad上の「写真」アプリで確認するには、iCloudフォトへの動画のアップロードが必要となります。
その際に、「iCloud for Windows」を使うわけですが、
画像とは違って、動画のアップロードには少し気を付けておかなければならない点があるので、それを明記しておきます。
目次
iCloud.comでは動画をアップロードできない
常駐している「iCloud for Windows」をクリックすると、「iCloud.com」のページへ移動できます。
「iCloud」へサインインするための「Apple ID」とパスワードを入力すると、以下のようなトップ画面が表示されます。
一覧から「写真」をクリックします。
これまでにiCloudフォトにアップロードされている写真の一覧が確認できます。
そこへ、Windowsパソコン内に保存されている動画をアップロードしようと「写真をアップロード」ボタンをクリックしても、以下のようなエラーメッセージが表示されてアップロードできません。
同じように、一覧に動画ファイルをドラッグしてアップロードしようとしてもやはりエラーが表示されます。
そこで、Windowsパソコン内の動画をiCloudフォトへアップロードするために、まずはiCloudの設定を確認します。
iCloud設定の写真を確認する
常駐している「iCloud for Windows」をクリックして、「iCloud設定を開く」をクリックします。
ウィンドウが開きますので、一覧から「写真」にチェックマークが付いていなければ、クリックしてチェックを付けて「写真オプション」を表示します。
もし、「写真」に何かしらのチェックマークが付いていれば、右にある「オプション」をクリックして、「写真オプション」を表示します。
とりあえず上で表示されている箇所にチェックマークが付いていれば、動画もアップロードできるようになっています。
常駐ソフトウェアから動画をアップロードする
動画をアップロードする方法は2通りありますが、まずは常駐している「iCloud for Windows」からアップロードしてみましょう。
常駐アイコンをクリックすると、「写真をアップロード」というボタンがあります。
「写真」としか書いていませんが、ここから動画もアップロードできるので、これをクリックします。
「iCloudにアップロード」というウィンドウが表示されます。
アップロードしたい動画を選択します。
iCloudフォトのアップロードフォルダから動画をアップロードする
Windowsのエクスプローラなどで「ユーザーフォルダ」内の「ピクチャフォルダ」内を確認します。
一覧に「iCloudフォトフォルダ」があり、中には「アップロード」、「ダウンロード」、「共有」の3つのフォルダがあります。
「アップロード」フォルダに目的の動画ファイルを入れると、しばらくしてiCloudにアップロードされます。
総括
「iCloud for Windows」をインストール後に、常駐するアイコンからiCloudに動画ファイルをアップロードする際の手順をまとめてみました。
Windows内に保存している画像ファイルは、柔軟にどこからでもiCloudへアップロードできるのですが、
動画ファイルをアップロードできる方法は上で挙げたような方法になります。
さらに、iPadの「写真」アプリで動画ファイルを削除してごみ箱にその動画ファイルがまだ残っている場合、同じ動画ファイルをもう一度Windowsからアップロードしようとしても、上手くできなかったりします。
動画ファイルがiCloudへアップロードできない場合は、
以前に削除した同じ動画ファイルが「写真」アプリのごみ箱内にまだ残っていないか確認した方がいいかもしれませんね。