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前回は「Loop」で表の基本的な使い方を操作してみました。
今回は表の使い方でも特に「行と列」のそれぞれで、Loopならではの操作方法を見ていきたいと思います。
なお「Loop」を操作するにあたって、以下の点をご確認ください。
- パソコンでの操作画面となります
- Windowsアプリでもブラウザでログインしても操作性はまったく変わらないのでお好きな方で操作してください
- アプリとブラウザの違いは以下の記事で解説していますので参考にしてください。
列の種類を変更する
最初に「列の種類」を変更してみます。
実は最初に表を作成した時には、「列の種類」は「テキスト」として作成されます。
前回使った表から確認してみましょう。
タスク名列の右端にマウスを合わせると、下向き矢印が表示され、それをクリックするとメニューが表示されます。
「列の種類を変更する」をクリックすると、列の種類の一覧が表示され現在は「テキスト」にチェックマークが付いているのが分かります。
つまりこの列には、テキストデータが入力できるというわけですね。
「進行状況」列の右に新しい列を作成してみます。
「進行状況」列の右にマウスを合わせ、表示された「+」マークをクリックして新しい列を追加します。
列名を「締め切り」に変更し、先ほどのように列の種類を変更します。
この列は「日時」としましょう。
列名に付くアイコンもカレンダーに変更されます。
それでは締め切り列の1行目をクリックしてみます。
これまではカーソルが表示されてテキストを入力していましたが、この「締め切り」列は現在「日時」専用の入力列となっています。
そのためセルをクリックした時点でカレンダーが表示されました。
「日時」専用なので、クリックで日付を選択する方式となったわけですね。
3行目まで日時データを入力してみました。
カレンダーから選択した日付が今日であればセルには「今日」と入力され、明日であれば「明日」と入力されます。
2日後からは本来の日付データが入力されます。
カレンダーの年月をクリックすると、カレンダーの種類が月単位のカレンダーに変更されます。
そして実際に日付が変わると、それまで「今日」だった1行目が「昨日」に自動で変わり、2行目、3行目の日付の表示がそれぞれ「今日」、「明日」へ自動で変更されます。
もし入力した日付データを削除したい場合は、セルをクリックして選択してからキーボードの「BackSpace」や「Delete」を押しましょう。
列の種類にラベルグループを使う
先ほどは列の種類をテキストから日付に変更してみました。
次は元々用意された種類ではなく、自分で列の種類を作成してみたいと思います。
3列目の「進行状況」列は、状況によって「済」か「未」を入力していました。
この列の種類を自分で作ったリストから選択する方法に変更してみたいと思います。
「進行状況」列をクリックして、表示されたメニューから「列の種類を変更する」、そして「ラベル」にマウスを合わせます。
元々作成されている4つのラベルが確認できます。
ここで新しいラベルを作成するので、「ラベルグループの追加」をクリックしてみましょう。
ラベルグループには分かりやすい名前を入れます。
ここでは、「完了フラグ」と入力してみました。
そして、選択肢となるオプションには、「完了」と「未完」の2つを登録します。
入力できたら「保存」をクリックします。
元々この列にデータが入力されていた場合、そのデータはすべて消えてしまうという注意メッセージが表示されます。
「はい、続行します」をクリックしましょう。
入力したいセルをクリックすると、先ほど作成した2つのオプションが表示されどちらかを選択します。
データを入力してみましたが色が似ているせいか少し見づらいですね。
このオプションは後から編集ができます。
完了フラグ列のどのデータでもいいので任意のセルをクリックします。
上の画面では1行目のデータ(完了)をクリックしています。
オプションが表示され、以下の2つの編集ができます。
元々登録済みのオプションにマウスを合わせると編集アイコン(鉛筆マーク)が表示されます(①)
新しいオプションを追加します(②)
今回はオプションの色を変更するので、鉛筆マークをクリックします。
色の一覧からブルーをクリックします。
他にも「ラベルグループの名前を変更」、「オプションの削除」の操作ができます。
今回の作業で言えば「完了フラグという名前を変更」、「完了の削除・未完の削除」ができるというわけです。
1行目の「完了」の色は変わりましたが、3行目に既に入力していた「完了」には変更した色が反映されていませんね。
まだデータを登録していない行に、新たに「完了」を登録する場合はきちんと青色が反映されるのですが、既に入力済みのデータには変更した色が反映されません。
この場合一度入力済みのデータのセルを選択します。
もし入力されている行が多いと、入力済みデータの色を反映させるのにすべて選択したい場合は手間ですけど、現状はどうしようもないですね。
そのような仕様だと考えておきましょう。
詳細ビューを表示する
ここまでは「Loop」の表の列に対する操作を行ってきました。
一方で行にも、「詳細ビュー」という1行1行のデータに対してメモ書きができる機能もあるのです。
各行とも1列目のセルの右上にマウスを合わせると、「詳細ビュー」を開く矢印が表示されます。
例えば1行目の詳細ビューを開きたい時には、選択されているセルが1行目の1列目以外を選択するようにしてください。
詳細ビューが開くと、1行目のデータが表示されます。
1行目のデータに関する詳細情報をメモとして入力できます。
このメモには、これまで操作してきた「/」からのブロック入力、つまり見出しや箇条書きなどを作成できます。
もちろんそのまま文字入力による文章だけのメモ書きも作成できます。
このメモ内に表の作成はできません。
データ部分でできる内容を一覧にしてみます。
- 列名の変更
- 新しい列の追加(他の行もすべて反映)
- 列の削除(他の行もすべて反映)
- データの編集
- データに新しいコメントを残す
詳細ビュー上でも列に対する操作やデータの編集などもできるようになっています。
ちなみに詳細ビューの左上には「次の行」や「前の行」のデータに移動できるボタンが用意されています。
この行のメモ書きとして、上のように見出しや箇条書きを使ってまとめておく使い方ができます。
(まとめ)表の少し凝った使い方
さて今回は、「Loop」ならではの表の行列に対する操作方法を色々試してみました。
各行に対する詳細情報を保存できる「詳細ビュー」のような機能は、チームでの共同作成がメインとなる情報整理ツールの大きな特徴と言えるかもしれません。
次回は表のフィルターや並べ替えなどのおなじみの操作に加えて、表の表示方法をボード形式で閲覧するための操作を行ってみたいと思います。