情報整理術の数々! PICK UP!

【連載7】VisioファイルをLucidchartで開いて図形オブジェクトを改めて配置してみよう!

このページには広告が含まれる場合があります。

この項はLucidchartのプロアカウント以上が必要です

Lucidchartを使って作図を行う際に、昔に作成したマイクロソフトのVisioファイルを呼び出したいときがあるかもしれません。

プロアカウント以上を契約すると、Visioファイルを簡単にLucidchartに取り込めるようになります。

画面はWindows10搭載のパソコンとなります。

Visioファイルのインポート

ログイン後の文書作成画面で、各種図面ファイルをインポートできます。

「インポート」をクリックして、一覧から「Visioをインポート」をクリックします。

パソコンで参照できるストレージ(ローカルのHDDやSSDだけでなく、ローカル環境で参照できるオンラインストレージも可)からファイルをアップロードします。

目的のファイルを選択すると、上の画面のようにファイル名が表示されます。

ちなみに、無料アカウントやベーシックアカウントの場合、
Visioファイルだけがインポートできます。

ただし、インポートしたVisioファイルを編集するためには、プロアカウント以上が必要となります。

インポートが正常に完了すると、上のようになります。
「文書を表示」をクリックしてみましょう。

Visioファイルが開きます。
この後、Lucidchartの図形ツールを使って、編集していきます。
もし、フリーアカウント等の場合は、描画できる図形ツールが以下の画面のように一切表示されません。

インポートしたVisioファイルが編集できない場合は、アカウントを確認してみてください。

Visioファイルの編集

Lucidchartで開いたVisioファイルを、Lucidchartが用意している豊富な図形で編集していきます。

左上に「図形」がありますので、これをクリックします。
「図形マネージャー」というウィンドウが開きますので、ここでは「ネットワークインフラ」にチェックを入れましょう。

左サイドバーに、チェックを入れたネットワーク関連の図形が使えるように表示されました。

Visioのバージョンが古いので、図形も古臭い感じがしますね。
したがって、各機器の図形をLucidchartの図形に置き換えていきます。

まずは、デスクトップパソコンの図形をドラッグアンドドロップで配置してみます。
さらに、配置した図形をダブルクリックするとパソコン名の文字を変更できます。

文字を変更したら、大きさも少し大きく変更してみましょう。
文字が選択された状態で、上の画面のようにフォントサイズを変更します。

配置した図形のサイズ変更ハンドル(白い丸)にマウスを当てると、
ハンドルの色が赤に変わります。

そのまま赤くなったハンドルをドラッグすると、矢印を描くことができます。
上の画面のように、図形から矢印を簡単に引けるので、これをそのままネットワーク配線に見立ててもいいかもしれませんね。

矢印をクリックして選択し、矢印の終点を「なし」に変更すると、パソコンからネットワークハブまでをネットワーク線を引いたように描画できました。

取り急ぎ、Lucidchartの図形を使って、簡単なネットワーク接続図を完成させました。

総括

昔作成したVisioファイルでも、Lucidchartに読み込んでしまえば、
Lucidchartで豊富に用意されている「最新の図形」に置き換えられるのはいいですね。

もちろん、一からネットワーク図面を作成するのもOKですが、
無料アカウントの場合、図形オブジェクトは「1文書あたり60点まで」しか利用できません。

元々のVisioファイルを参考に新たに図形オブジェクトを配置したり、
詳細な図面を作成したり、という場合はやはりプロアカウント以上は欲しいところですね。

なお、クラウドベースで展開されるLucidchartは、例え新しい図形オブジェクトが用意されたとしても、利用者側で特に何か操作をする必要はありません。

アクセスさえできれば、いつでも最新の図形オブジェクトを利用して様々な図面を作成できる点もまたLucidchartの魅力の一つでしょう。

さて、次回からは、また別アプリとのコラボについて見ていきたいと思いますので、
詳細は最新の記事がアップされるまでしばらくお待ち下さい!

関連記事

  1. 【連載3】Lucidchartで作成した図面をGoogleの文書やシートに挿入する―Googleイン…

  2. [連載]Windows・Android・iPadOSの異なる環境でメールを同期する③!2人で使うタブ…

  3. 【連載序章】よい図面作成アプリが見つからない現場担当者必見!Lucidchartをオンライン作図プラ…

  4. [連載]Windows・Android・iPadOSの異なる環境でメールを同期する②!2人で使うタブ…

  5. AndroidスマホでGoogleのキーボード「Gboard」をビジネスでも上手に使いこなす!

  6. 【連載2】Lucidchartで図面作成からプレゼンテーションまですべて完結!プレゼンモードはこんな…

  7. [連載]Windows・Android・iPadOSの異なる環境でメールを同期する④!2人で使うタブ…

  8. 作成したデータをPDFファイルに変換したいーPDF reDirect V2ー

  9. セキュアSAMBAにWindows用デスクトップアプリが登場!

特集記事!

  1. [CLOVA Note]LINEの音声認識AI搭載で音声データを楽々テキスト化!…
  2. [Teams]自分だけが使うチャットでチャット操作をマスター&アカウントに注意
  3. 【スクリブルがiPadOS15から日本語対応に】メモアプリはApplePenci…
  4. こんなに簡単!おしゃれで自分好みのロゴを作成できる「DesignEvo」が秀逸す…
  5. メールアプリ「Spark」の便利機能その10ー複数で1つのメールアドレスを管理す…
  6. 続・iPadで使うカレンダー:新しい予定表の作成や公開を設定してみる
  7. 街を愛する地域ポータルサイト!個人的に好きな10サイトを選んでみた!(1位~3位…
  8. 街を愛する地域ポータルサイト!個人的に好きな10サイトを選んでみた!(4位~10…
  9. 会社を退職したいけどできない!退職代行サービスの利用で失敗しない方法とは
  10. 自社でメールマガジンを配信したい!メール配信サービス徹底比較6選

人気記事 PickUp!

おすすめ記事

ピックアップ!

  1. 【連載番外】Lucidchartでロジカルシンキングに使う図面を3つ選んでみた
  2. iPadでブログ記事を執筆中!記事内に挿入する画像を編集するならどのアプリを使う…
  3. iPadの時短技3選!無駄な時間を省いて効率よく作業しよう
  4. [slack]28.チャットではカバーしきれない分散される情報をStockで拾う…
  5. [slack]29.チャットではカバーしきれない分散される情報をStockで拾う…
  6. [連載]Windows・Android・iPadOSの異なる環境でメールを同期す…
  7. 信用の低い個人事業主だからこそ使いたい債券買取サービス「フリーナンス」とは
  8. 【FlexClip】を使って簡単に素早くクオリティの高い動画を手に入れよう!その…
  9. 【FlexClip】を使って簡単に素早くクオリティの高い動画を手に入れよう!その…
  10. マイクロソフトのListsアプリを使ってみる[1]―リストの作成とデータの処理

PAGE TOP