前回まで、北海道の各市町村の人口データから
エクセルの3Dマップを作成し、視覚的に動きのある「ツアー」として地図上のグラフデータを確認してきました。
今回は、作成したツアーを動画ファイルとして保存し、YouTubeにアップロードしてみたいと思います。
MP4ファイルとして保存する
作成した「ツアー」をMP4形式の「動画ファイル」として保存することができます。
ツールバーの「ビデオの作成」をクリックします。
「ビデオの作成」ウィンドウで、映像の品質を選択します。
ここでは、「プレゼンテーションおよびHDモニター」にチェックを付け、「作成」ボタンをクリックします。
「名前を付けて保存」ウィンドウが表示されるので、任意のファイル名で保存します。
作成したシーンの枚数やパソコンのスペックなどによっては、動画ファイルの作成に時間が掛かる場合があります。
”完了”となったら、「開く」ボタンをクリックしてみましょう。
お使いのパソコンで、普段動画ファイルを開く際に使用しているソフトウェアで動画ファイルが開くと思います。
※もし、動画ファイルを開くソフトウェアがインストールされていなければ、無料のソフトウェアを別途インストールするか、Windows標準の「フォト」で開くようにしてください。
YouTubeにアップロードする
YouTubeのトップページにアクセスします。
もし、YouTubeにログインしていなければ、普段自分がログインしているグーグルアカウントでログインしてください。
画面右上にある「動画または投稿を作成」ボタンをクリックします。
「動画をアップロード」をクリックします。
「アップロードするファイルを選択」となるので、先程作成した動画ファイルを選択します。
動画ファイルがアップロード中になります。
アップロードが完了すると、「処理が完了しました」となります。
右上にある「公開」ボタンをクリックすると、アップロードした動画ファイルを一般に公開することになります。
動画へアクセスするためのURLは、画面の左側に表示されます。
今回アップロードした動画ファイルは、以下のURLで閲覧することができます。
作成したツアーが何の音声も字幕もなくただ流れるだけの動画です。
MP4に変換して、YouTubeへアップロードすると、エクセル上で確認しているよりは
若干画質が落ちて見づらい部分もあると思いますので、全画面で表示してみてください。
これにナレーションや字幕を入れると
教育用やプレゼン用に使えるデータとなるかもしれません。
3Dマップの作成や公開までは簡単にできますので、色々な場面で活用できるデータを3Dマップで是非作成してみてください。
続きは次回
さて、3Dマップの特集もいよいよ次回が最後となります。
最終回は3Dマップの元データの作成に戻ってしまいますが、この段階で1つ注意点というか知っておいてほしい処理がありますので、それを一緒に見ていきたいと思います。