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ActiBookを使って電子ブックを作成!自社発行の情報誌やマニュアルを発信してみる

以前、電子ブックを作成するオンラインツールとして、当サイトでも「ebook5」を取り上げていました。

「ebook5」は、PDFや画像ファイルから「電子ブック」を作成できましたが、今回もPDFファイルから「電子ブック」を作成できるサービス「ActiBook」をご紹介します。

ActiBookの方が優れている点

マルチデバイス対応

「ActiBook」では、公開した電子ブックを閲覧してもらう方法としてURL以外にも専用のアプリを指定できます。
いわゆるマルチデバイスに対応しているのです。

上の画面は、iPadでアプリをインストールして起動した直後の画面です。
本棚が表示されていて、ダウンロード済みの電子ブックが3冊あるのが分かります。

この他にも、AndroidやHTML5はもちろん、Flash版も利用できます。

限定公開ができる

一つの電子ブックでも「特定の会員」だけに見て欲しい、という場合に
「限定公開」
を利用できます。

プラン内で利用できる「会員管理機能」を使えるので、それによって会員と非会員で閲覧できる内容を差別化できるのです。

「ebook5」にも「ID/PWD機能」はありますが、これはあくまでもブック毎への設定となるため、閲覧するユーザーごとに見せる内容を変えるには、「ActiBook」を利用した方がいいでしょう。

デザインのカスタマイズ性

どちらも「デザインのカスタマイズ」はできるのですが、「ActiBook」の方が多少カスタマイズ性が高くなっていると思います。

電子ブックを開いた際のメニューボタン(目次)のデザインを変更できます。
目次で表示するフォントも変更できるので、オリジナリティを打ち出せます。

また、ブックの下部に表示されるメニュー項目もカスタマイズできます。
メニューボタンはもちろんですが、自社のロゴや広告なども挿入できますので、利用者が電子ブックの操作をする際の導線に自社でお勧めしたい内容を表示させられますね。

挿入できるファイル形式

「ebook5」でも動画や地図を埋め込めるのですが、あくまでも
「YouTube」へのリンクや「Googleマップ」へのリンクを埋め込むだけとなります。

「ActiBook」の場合、単体の音声ファイルや動画ファイルを指定して埋め込めるので、各データを作成した後に別のアプリを経由させる必要がありません。

総括

今回、「ActiBook」も少し紹介してみましたが、とりあえず「ebook5」よりは優れている部分を挙げてみました。

何と言っても「マルチデバイス対応」は欲しいところでしょう。

もちろん、ブラウザさえあればiOSでもAndroidでも「ebook5」も電子ブックの閲覧はできるのですが、
専用のアプリからすぐに起動できる方が使い勝手はいいかもしれません。

「ebook5」は、機能がある程度抑えられるとは言え、無料アカウントで電子ブックを作成できます。
しかし、「ActiBook」は日数限定の体験版があるだけで、各コースとも営業担当者との直接交渉による金額設定となります。

その分機能も豊富ですし、電位書籍のようなページ数の厚い電子ブックも作成できるようになりますので、デザイン・コンテンツ・会員とマルチに管理していくなら「ActiBook」はお勧めのサービスとなりそうです。

ただ、フリーペーパーや自治体の広報誌のようなもっと手軽に電子ブックを作りたい方のためには、同じ「ActiBook」の中でも「ActiBook One」というサービスもあります。

こちらは、無料アカウントで実際の制作も体験できますので、「ebook5」と比較しながら試作してみるのもいいかもしれませんね。

電子ブックを作成するこれらのサービスについては、どれも違いはそんなにありません。

ただ、カスタマイズ性やページのボリューム、そして何より料金によって利用できる幅が変わってきます。

自社でちょっとしたパンフレットやフリーペーパーを発刊したい場合、提供したいコンテンツによってどういった機能が必要かを見極める必要がありますね。

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